タミヤ ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 中期生産型 オットー・カリウス搭乗車 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 307 プラモデル

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ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 中期生産型 オットー・カリウス搭乗車

販売価格

5,940円 5,346円(税込)

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「ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 中期生産型 オットー・カリウス搭乗車 (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.307 )」です

●「ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 中期生産型 オットー・カリウス搭乗車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●ソ連戦車を150両以上撃破したドイツ軍の「タイガー戦車」の伝説的エース、「オットー・.カリウス中尉」の最終搭乗車である「ヤークトタイガー」の「中期型」を再現、分厚い装甲板に囲まれ直線で模られたフォルムの「ヤークトタイガー」の重量感ある迫力有る姿をタミヤタッチを最大限に活かして表現することができる好キットです
 ・ もちろん、「カリウス中尉」搭乗車以外の「ヤークトタイガー中期型」を作製することができます

●同社「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」のキットに新規パーツを追加したバリエーションキットとなります
 ・ 増設された予備キャタピララックや、ボルトの配置が若干変わった転輪など中期生産型の特徴を再現した新規パーツが付属
 ・ また、エンジン点検パネル、指揮アンテナ用の台座、前部マッドフラップのみを再現したパーツなどもセットされており、指揮車輌及びサイドフェンダー無しの車輌を製作することが可能となっています
 ・ デカール内容も「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」とは異なり、「カリウス中尉搭乗車(201号車)」を始めとした「第512重戦車駆逐大隊」所属車両など5車種を再現することが可能となっています
 ・ 立ち姿の「オットー・カリウス」を含む新規フィギュア3体と「DKW オートバイ」も付属しています

●細部ディテールにについては「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」の内容を踏襲、タミヤスタンダードのキレの冴える彫刻が施され、装甲板の切断面の傷や、車体装甲板の微妙な「荒れ」も表現、タミヤが誇る成型技術が光る内容となっています
●一方、タミヤのMMシリーズの最大の美点でもある「作り易さ」も追求されており、ディテールを重視しながらパーツ数は抑えられ、各パーツの合いも良好、誰もが組み易く完成させることができるキットです
 ・ ストレート組みで「ヤークトタイガー」の魅力を気軽に楽しむのも良し、ハードな作りを楽しむ人は、「究極」の「ヤークトタイガー」を目指すのに、格好の題材とすることができるでしょう

「実車について」
●独ソ戦に突入したドイツ軍は、防御力と火力に優れた「T-34」や「KV-1」などのソ連戦車の登場により苦戦が続いていました
●この苦境において、ドイツ軍の前線部隊は強力な火力により遠方から一撃のもとで敵戦車を撃破できる重自走砲の登場を切望するようになります

●この要請を受け、ドイツ軍は1943年に超重戦車「マウス」に搭載予定の「128mm砲」を装備する自走砲の開発を開始しました

●「マウス」の搭載砲は、後に制式化された「128mm対戦車砲 Pak44」で、当時としては最大の火力を誇り、距離2000mにおいて148mm厚の装甲板を貫通することができました
 ・ この装甲貫通能力は、重戦車を含むほとんどの連合軍戦車を当時の戦車戦での遠距離であった2000mで撃破する能力を示しています
 ・ ただし、 この「128mm対戦車砲 Pak44」は、大口径砲であった為に分離装薬の方式で、発射速度が遅いのが欠点でした

●この砲を搭載する為に当時の最大の戦車である「タイガー2」の車体を利用することが考えられましたが、「128mm砲」は余りに大きく、「タイガー2」の車体を更に30cm延長することとなりました
●この改修点を受けて完成した車輌が「ヤークトタイガー」で、戦闘重量は75トン、特に戦闘室前面の装甲厚は250mmと、従来のどの国の戦闘車両も用いることができない防御力を有する、まさしく「モンスター」車輌でした
 ・ この装甲厚は、当時の連合軍の戦車火力では撃ち抜けない厚みであり、正面戦闘においては、その火力と併せて「無敵」とも言えるものでした
 ・ 重量が75tに達する「ヤークトタイガー」は、第2次大戦における最も重い量産された戦闘車両となります

●「ヤークトタイガー」は、2つペアの転輪を構成する「ポルシェ式懸架装置」と、「タイガー2」と同じタイプであるトーションバー方式の「ヘンシェル式懸架装置」を持つ2両の試作車が作られました
●「ポルシェ式懸架装置」はコストが安く、車体外部に懸架装置を装着する形なので「ヘンシェル式懸架装置」に比べて車高を低くできるという長所を持ち、そのまま試作車を含めて10両が生産されます
●しかし、テストされた結果、「ポルシェ式懸架装置」は走行時の騒音が酷いことが判明、その後、生産は「ヘンシェル式懸架装置」のタイプに以降することとなりました

●完成した「ヤークトタイガー」は、ヒトラーに気に入られ、最重要兵器として優先的に生産するものとされましたが、その生産工程の複雑さから終戦までに80両余り(一説には83両)の生産数に止まりました
●「ヤークトタイガー」の生産は月産10両に満たらず、生産の途中で数々の仕様変更が行なわれました
●「中期型」は、1944年12月から生産されたタイプで、従来の「前期型」が予備キャタピララックは前後に分かれているのに対し、「中期型」以降となると、その間にもう一列ラックが増設され、前方ハッチの取っ手も増やされることとなります

●「ヤークトタイガー」は、陸軍の「第653重戦車駆逐大隊」と「第512重戦車駆逐大隊」に配属、「アルデンヌ戦」から実戦参加し、当初の目的通り遠距離から敵戦車群を撃破するなど活躍しました
●ただし、登場次期が完全なる後退戦となった為に、その大重量により回収が困難で、故障等により放棄される場合が多かったようです


●この「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 中期生産型」を再現した組立キットです

●車体には装甲板の噛み合せの表現が施され、最大装甲厚250mmを誇った分厚い装甲の「ヤークトタイガー」の重厚感、そして巨大な車体の持つ重量感を感じとることができます

●「キングタイガー」よりも、延長された車体や、主砲の俯角を確保する為に10cm低くされた車体前部など「ヤークトタイガー」の持つ特徴がしっかりと再現されています

●また、戦闘室の底板もパーツ化、戦闘室の天板も別パーツ化され、戦闘室内部を区切るように伸びる「128mm対戦車砲 Pak44」の砲尾の存在が、「キングタイガー」を更に延長した巨大な車体を以てしても、砲がギリギリに搭載されていることが実感できます

「車体上部」について
●車体上部は、戦闘室も含めて一体成型されており、これに戦闘室前後、天板パーツを取り付ける構成となっています

●車体上部には、タミヤタッチによる装甲板の切断面や表面装甲の微妙な「荒れ」が再現され、一方、防盾や戦闘室前面には荒々しい鋳造表現が施されており、「ヤークトタイガー」の迫力が感じ取れます
 ・ 車体前面のボールマウント部は別パーツ、周囲の特徴的な溶接跡もモールドされています
 ・ トラベリングクランプは展開時と収納時の選択式となっています
 ・ 車体前部のハッチは、開閉が選択して作製できるようになっています
 ・ 車体上部のスポンソン部分には、下面を塞ぐ板状のパーツが用意されています
 ・ 前部点検板やエンジングリル部の細かな「吊り下げフック」もパーツ化されています

●前部マッドフラップのみを再現した新規パーツが付属、サイドスカートと一体化されたマッドフラップパーツも付属しており、サイドスカート装着の有無を選択して再現することができます

●「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」と異なり、対空機銃架の台座がモールドされていない状態のエンジン点検パネルパーツがセットされています
 ・ 対空機銃架はエンジン点検ハッチの左後方へと移設された状態を再現することができ、「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」にセットされているエンジン点検パネルもそのまま付属していますので、対空機銃架の設置場所は選択することができます
 ・ 簡略化された対空機銃マウントも新規パーツで再現され、装着させる対空機銃用の「MG42」機関銃が2種(肩当てが付くタイプと付かないタイプ)も用意されています
 ・ エンジン点検パネル後方の通気口用の「装甲カバー」を再現したパーツが付属、円形の装甲板の上にボルトがモールドされ縁が面取された、キングタイガーに装備されたものと異なる形状をきっちりと再現しています

●エンジングリル部に装着するメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています

「戦闘室」について
●主砲は、左右分割式で、ポリキャップを使用することにより、上下左右方向に可動します
 ・ 主砲は砲尾部分も再現され、「128mm対戦車砲 Pak44」の巨大な存在感に驚かされます

●車長用の回転式ペリスコープは別パーツで、その前部に存在する「砲隊鏡」用の小ハッチも開閉が選択式となっています
 ・ 車長ハッチは開閉が選択式です

●ペリスコープガードは別パーツで再現され、装備させるペリスコープ8個付属しています

●戦闘室後部の脱出ハッチは別パーツ化され、ハッチ裏側のロック機能も再現、開閉状態が選択して作製することができます

●「ヤークトタイガー前期型」との違いである、戦闘室中央部の予備キャタピララックも新たに追加されています

「車体下部」について
●車体下部は、後部を除きバスタブ型で成型、トーションバーは別パーツとなっており、車体下部側の突起を切り取ることで、サスペンションが動いている状態へも改造が可能です
 ・ 転輪、起動輪類はポリキャップを内蔵することにより可動します
 ・ 転輪はディスク部分を別パーツとして立体感豊かな仕上がりで、足まわりのリアル感を高めています

●「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」にセットされている転輪と、ボルトの配置が若干変わった転輪パーツの2種類の転輪パーツがセットされています

●キャタピラは、プラ製の一部連結式と接着と塗装が可能なベルト式の2種類が付属、選択して製作することができます
 ・ プラ製の連結式のパーツは、上下部分は長いタイプと短いタイプとで構成され、それぞれ実物が持つ微妙な弛みも再現、前後の曲線部は1枚づつのタイプが用意されています


●「DKW オートバイ」が1台付属しています
 ・タミヤらしい「かっちり」としたモールド、冷却フィンなどの細部もシャープに再現されています
 ・車体後部の両側に付く、革製の「雑具入れ」も付属
 ・ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています

●5体のフィギュアの中、2体は「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型」に付属している半身像のフィギュアとなります

新規に付属した3体のフィギュアについて
●「オットー.カリウス」をモデルとした戦車長風のフィギュア1体、同搭乗員のフィギュア1体、オートバイ兵1体の計3体のフィギュアが新規パーツとして付属、戦車長を中心にしてブリーフィングをしている模様が再現されています
●服の皺の表現は、スケールに沿ったものとなっており、「戦車ツナギ」独特の「だらっ」とした感じや、「野戦服」の持つ「かっちり」した質感も再現されています
●ベルトなどの細かなモールドもシャープ、顔の表情も豊かで、レジンフィギュアに負けない高いクオリティーを持ったフィギュアとなっています
 ・ 「オットー.カリウス」は、片手に双眼鏡を持ちながら、指を指しているポーズで、「略帽」を着用し、襟元には騎士十字章が燦然と輝いています
 ・ 搭乗員のフィギュアは、「規格帽」を着用し、「オットー.カリウス」の話を聞きながら、地図を指で追っているポーズで、ブリーフィングの舞台となる「イーザーローンの地図」は、説明書に印刷されています
 ・ オートバイ兵のフィギュアは、オートバイに跨りながら、右足を地面に付けているポーズで、「野戦服」を着用し、「モーゼル Kar98k ライフル」を背負っている姿となっています


●マーキングは、5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第512重戦車駆逐大隊 第2中隊 201号車 (1945年4月)
 ・ 第653重戦車駆逐大隊 第2中隊 234号車 (1945年3月)
 ・ 第512重戦車駆逐大隊 第1中隊 X1号車 (1945年4月)  
 ・ 第512重戦車駆逐大隊 第1中隊 X2号車 (1945年4月)
 ・ 第512重戦車駆逐大隊 第1中隊 X7号車 (1945年4月)

●説明書に指示されている国籍マーク、車体番号が再現されているデカールが付属しています


●2010年 一部新金型

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●このキットに含まれる新規のフィギュアは、かなりハイレベルな造形力を感じることができる「お勧め」の一品です
 ・ このまま「ヤークトタイガー」と組み合わせて、ジオラマシーンを作製するのも良いですし、他の車両との絡みも面白いでしょう
 ・ オートバイ兵のフィギュアは、オートバイに跨った状態(以外にこのポーズのフィギュアは少ない)ですので、他のジオラマシーンでの転用も楽しむことができます



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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