タミヤ Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 224 プラモデル

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Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型

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1,650円 1,485円(税込)

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「Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型 (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.224 )」です

●「Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型」です

●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の水陸両用4輪駆動車「Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●「キューベルワーゲン」と並んでドイツ軍の小型車両の代表的な存在となる「シュビムワーゲン 166型」を再現、水陸両用として舟形のボディ形状を持ち、機能性を重視した引き締まったフォルムを再現した内容となっています

【 「シュビムワーゲン 166型」について 】


●第2次世界大戦前、ヒトラーによって推進された「国民車計画」の下で「フェルディナント・ポルシェ博士」は小型車「フォルクスワーゲン」設計、同車は1938年からの生産が予定されていました

●ところが、戦争への気運の高まりから民間用車両として生産されることはなく、その設計を活かして軍用野戦車両へと変更したのが1940年に登場した「キューベルワーゲン 82型」です

●「キューベルワーゲン 82型」は、排気量985cc、23.5馬力という比較的低馬力のエンジンを搭載していましたが、小型軽量の車体により良好な機動性能と取り扱い易さが兵士達から高い評価を受けます
●生産コストも低かったために大量生産が行われ、あらゆる戦線、全ての兵種において、連絡や偵察、兵員輸送など幅広い任務に用いられ、ドイツ軍の小型車両の代表的な存在となりました
●この「キューベルワーゲン 82型」が登場するまでは、ドイツ軍では様々なタイプの小型車が用いられていましたが、同車の生産が順調に行われるようになると、基本的に同クラスの車輌は生産が中止されています

●「キューベルワーゲン 82型」の生産が開始された1940年夏、ドイツ軍は水陸両用車両の開発を「フェルディナント・ポルシェ博士」に指示、同博士は当初から同車の水陸両用という潜在能力を認識しており、早くも1940年11月に試作車を完成させます
●この試作車は「シュビムワーゲン 128型」として、「キューベルワーゲン 82型」と同じホイールベースとなっており、良好な水陸両用性能を示しました

●しかし、「フェルディナント・ポルシェ博士」は更なる開発を継続、ホイールベースを短縮化して不整地踏破性能を向上させたタイプとして1941年夏に登場したのが「シュビムワーゲン 166型」です
●この「シュビムワーゲン 166型」は、「キューベルワーゲン 82型」よりも若干大型化したエンジンを搭載、駆動方式も4輪駆動へと変更(パートタイム式)され、水上航行時にはエンジンからの動力を後方のスクリューへと伝達する方式が採られています
●同車は、地上においては80km/h、水上においては10km/hという速度性能を持ち、小型の水陸両用車両としては極めて良好な性能を誇りました

●「シュビムワーゲン 166型」は、その優れた性能により高評価を受け、当初はオートバイ部隊(偵察部隊)の装備更新用と工兵部隊用として予定された車両でしたが、配備はそのような部隊だけにとどまらず、各種兵科に支給されました
●特に、同車が高い評価を得たのは4輪駆動式による機動性能であり、「キューベルワーゲン 82型」の血を受け継ぐ小型軽量の車体と4輪駆動式という組み合わせは兵士達からは圧倒的な支持を受けています
 ・ 東部戦線の兵士にとっては、軟弱地や河川が多いという地域性から水陸両用で4輪駆動という性質はとても魅力的なものでした

●小型の軍用車輌として高い性能を持った「シュビムワーゲン 166型」は、量産体制が採られていたものの、常に需要が供給を上回る事態となり、その結果、各部隊は競うように同車の確保に奔走しました
●大戦後期になると権力を増大させた武装親衛隊が優先的に同車の配備を受けましたが、その武装親衛隊の中でもエリート部隊が優先されるという状態となっています

●「シュビムワーゲン 166型」は、1944年末に生産工場への爆撃による操業停止までに15,000両弱が生産され、ドイツ軍兵士の足となって活躍、「キューベルワーゲン 82型」と並んで同軍の小型車両の代表的な存在となりました
●また、「シュビムワーゲン 166型」を捕獲した連合軍兵士も好んで同車を使用しており、その高性能さを証明するものとなっています

Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型の商品画像

【 「Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型」のキット内容について 】


●このドイツ軍の水陸両用4輪駆動車「シュビムワーゲン 166型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●高品質かつ秀逸な表現力とその組み易さから誰もが傑作キットと認める存在であり、計算され尽した研ぎ澄まされた彫刻、車体のプレス構造の造形、シートの革張りや幌の質感、そして「シュビムワーゲン 166型」としての全体のフォルムの捉え方やその佇まいなど、極めて高いレベルで同車を再現したタミヤタッチが冴え渡った逸品です

●タミヤらしく小型のソフトスキン車両としてのパーツ構成により、精密感と組み易さ、そして模型としての楽しさというバランスがしっかりと考慮されており、細密さを充分に漂わせながらもパーツ数は抑えられ、ジオラマの脇役やビネットの主役、そして単品作品などあらゆるニーズに対応でき、ビギナーからベテランユーザーに至るまでタミヤMMシリーズの本質である「精密模型を作る楽しさ」を感じることができる内容となっています


●「シュビムワーゲン 166型」は、「車体下部」をベースとして、「内装」「エンジンルーム」「車体上部」の各ブロックを積み重ねて行く構成となります

【 車体上部 】
●車体上部は、前部のバンパーを含めて一体成型されています
 ・ エンジンルームのフードは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
 ・ 車体後部の吸気グリルのメッシュは付属のラバー製メッシュで再現します
 ・ フロントウィンドーは枠の部分が成型色パーツで、ガラス部分は付属のクリアーフィルムを使用します
 ・ ワイパーは枠の部分にモールドされています
 ・ 前照灯は管制スリットが付いた状態を再現
 ・ 排気管は1パーツで再現され、先端部は開口処理済みで、排気管カバーは別パーツです
 ・ シャベル、オール、スクリュー展開具などがパーツ化

●スクリューは4パーツで構成されています
 ・ スクリューは上下可動式です

●折畳んだ幌のパーツが付属しています
 ・ 幌は、幌本体と左右の支柱の3パーツで構成されています

【 内 装 】
●内装はフロアパネルパーツに座席などを取り付ける構成となっています
 ・ フロアパネルには特徴的なスノコ状のパターンが彫刻
 ・ 各座席は1パーツもしくは2パーツで構成され、表面には革貼りが表現されています
 ・ ブレーキペダルはフロアパネルに一体成型され、その他のペダル、各種レバー、ハンドル、メーターパネルがパーツ化
 ・ エンジンルームとの隔壁は2パーツで構成され、中央のメッシュ部分は付属のラバー製のメッシュパーツを使用します

【 エンジンルーム 】
●エンジンルームの内壁は前後分割式となっています
 ・ エンジンは4パーツで構成され、スクリュー用の動力伝達装置なども再現されています

【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
 ・ 車体下面前部のカバー部は別パーツで、サスペンションを挟み込んで装着します
 ・ 前部のサスペンションは2パーツ、後部のサスペンションは左右各1パーツで再現
 ・ 前輪のステアリングは固定式です

●タイヤは、本体と裏面内側との2分割式です
 ・ タイヤは「キューベルワーゲン 82型」と同じ「5.25-16サイズ」のタイプが表現されています


【 フィギュア 】
●ドライバーを再現したフィギュアが1体付属しています
 ・ フィギュアはかなりリラックスした状態で、上着のボタンを全て外して前をはだけ、左腕を車体側面に置いて、右手でハンドルを持っているポーズとなります
 ・ 服装は、「M43野戦服」を着用、短靴にレギンスを履き、ヘルメットを被った姿です
 ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やポケットなどの細部は繊細かつシャープなモールドで彫刻されています


【 塗装とマーキング 】
●「シュビムワーゲン 166型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第8国民ロケット砲旅団 (1944年)
 ・ SS第101重戦車大隊 (ノルマンディ / 1944年6月)
 ・ 「グロスドイッチュラント」装甲擲弾兵師団 (ロシア / 1944年3月)

●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、戦術マーク、輸送表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています


●1998年 完全新金型

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 「Pkw.K2s シュビムワーゲン 166型」
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1,650円 1,485円(税込)

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