ドラゴン Sd.kfz.184 エレファント w/ツィメリットコーティング 1/35 '39-45' Series 6465 プラモデル

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Sd.kfz.184 エレファント w/ツィメリットコーティング

販売価格

8,140円 7,326円(税込)

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「Sd.kfz.184 エレファント w/ツィメリットコーティング (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series  No.6465 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重駆逐戦車である「Sd.Kfz.184 エレファント」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、「エレファント」の車体上にツィメリットコーティングを施した状態が表現されています

●重装甲と強力な火力で敵を圧倒した「エレファント」を再現、中央にエンジンを備え、戦闘室を後部に持つ自走砲的なレイアウト、分厚い装甲と長砲身の主砲を持つその特徴的なフォルムを楽しむことができる内容となっています

【 「Sd.kfz.184 エレファント」について 】


●第2次大戦時の戦車メーカーである「ポルシェ」社は1940年頃から重戦車の開発を行なっていましたが、1941年5月26日、ヒトラーも含めた会議により重戦車「タイガー1」に関しての性能要求が指示され、1942年4月に同社はその試作車である「VK.45.01(P)」を完成させます

●この「VK.45.01(P)」は、エンジンで生まれた動力で大型の発電機を発電、その電力でモーターを回転させて起動輪を動かすという特殊な駆動方式を採っていました
 ・ これは、当時は大出力のエンジンに対応するためのトランスミッションの技術がまだ未熟で、大重量の戦車を動かす方法としてこの複雑な方式が採用されました

●重戦車「タイガー1」は、「ヘンシェル」社でも競作として試作車が作られており、この車両は「VK.45.01(H)」と命名、これも1942年4月に完成され、「VK.45.01(P)」と「VK.45.01(H)」とで制式採用に向けてのテストが行なわれることとなります
●「VK.45.01(P)」は、ヒトラーの意向で先行量産が決定、制式採用を待たずに90両の量産が行なわれました
●しかし、採用テストでの駆動系のトラブルにより「VK.45.01(P)」は不採用が決定、結局「タイガー1」としては「ヘンシェル」社の「VK.45.01(H)」が制式採用されます

●一方、先行量産された90両の「VK.45.01(P)」は、駆逐戦車として改造されることとなり、重装甲を持ち、当時最強の対戦車火砲である「71口径88mm対戦車砲Pak43」を搭載した「フェルディナント」へと生まれ変わりました
 ・ 懸念の駆動系のトラブルは、技術者の努力により試作時に比べて改善されています

●この「フェルディナント」は「クルスク戦」が初陣で、その重装甲により活躍、当時ソ連軍が装備する対戦車砲ではその前面装甲を撃ち抜くことは不可能で、ソ連軍内で「フェルディナント ショック」と呼ばれる程の衝撃を与えています
●ただし、その戦訓から対歩兵の近接戦闘兵器の不備などの欠点が浮き彫りとなり、「クルスク戦」が終了すると残存車両は、それらの欠点を改良するための大掛かりの改造が行なわれ、「エレファント」と改名されました
 ・ 「エレファント」は、前方機銃が装備され、ツィンメリットコーティングが施されているのが大きな外観上の特徴となっています

●「エレファント」は、イタリア戦線と東部戦線に投入され、その火力と防御力で活躍、特にその装甲は強靭で、敵の火砲により撃破された車両は少なく、足周りの損傷や故障で放棄されて失われたものが多くを占めました
●「エレファント」は、消耗しながらも大戦後期の戦いに継続参加、最後は「ベルリン攻防戦」においても、残存した4両が戦っています


【 「Sd.kfz.184 エレファント w/ツィメリットコーティング」のキット内容について 】


●この重戦車駆逐戦車「Sd.Kfz.184 エレファント」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●同社の持つディテール表現力により「エレファント」を再現、特徴的な分厚い装甲板の組合せ構造、装甲板の大型ボルトなどが表現されており、実車の持つ特徴や細部をシャープに再現した内容となっています

●また、「エレファント」を模型で再現する際に難関となっていた車体に施されたツィンメリットコーティングもモールドされ、ボルト部分に刻まれた放射状のパターンも表現しており、その特徴的な姿を気軽に楽しむことができます
 ・ ツィンメリットコーティングのパターンは控えめのモールドとなっています


●砲身は、プラパーツと金属製パーツが付属しています
 ・ プラパーツは左右分割式です
 ・ 金属製パーツは、マズルブレーキがプラパーツとなっており、3分割式で内部構造が再現されています
 ・ 砲尾部分もパーツ化されています
 ・ 砲身は上下方向に可動します

●防盾部分は5パーツで構成され、中央部のボルト止め構造を再現しています

●戦闘室は一体成型で、上部の構造物、側面の大型ボルト、下部のツィンメリットコーティングなどがモールドされています
 ・ 各ピストルポートの装甲栓は別パーツとなっており、内側のチェーンやチェーン固定具が用意
 ・ 後部の脱出ハッチと、中央部の排莢ハッチは別パーツとなっています
 ・ 上部後方のペリスコープハッチは別パーツで、開閉状態が選択可能、ペリスコープパーツも付属しています
 ・ 装填手ハッチは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます

●車長キューポラの主要部分は、本体と上部リング部、そして下部のキューポラ基部の3個のパーツで構成されています
 ・ ペリスコープは、クリアーパーツが用意されています
 ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ また、車長ハッチに存在する砲隊鏡用の小ハッチも別パーツ化され、開閉状態を選択できるようになっています

●車体上部は、車体下部のパーツに各パネルを貼り合わせる構成となっています
 ・ 車体前部のボルト周囲の放射状のコーティングパターンが再現されています
 ・ フェンダー部分は別パーツとなっており、フェンダー支持架も別パーツで再現
 ・ 操縦手、無線手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 工具類は、固定具が一体成型されたパーツと、固定具にエッチングパーツを使用する場合の固定具がモールドされていないパーツとが付属、エッチングパーツの使用有無によりパーツを選択して使用します
 ・ 前方機銃は、車体内部側の構造も含め、7つのパーツにより詳細に再現されています
 ・ 牽引ワイヤーは、アイの部分がプラパーツでワイヤー本体を付属の金属ワイヤー作製する方式となっています
 ・ 牽引ワイヤーの固定具は、プラパーツとエッチングパーツとが選択できます
 ・ トラベリングロックは9パーツで再現

●車体下部は、一体成型されたバスタブ式となっています
 ・ 車体上部の側面が一体成型されています
 ・ 2組の転輪が接続される各サスペンションユニットは5パーツで構成
 ・ 履帯は接着、塗装が可能なDS素材によるベルト式となっています

●ペリスコープなどを再現するクリアーパーツが付属

●工具類の固定具などを再現するエッチングパーツが付属しています

●マーキングは、5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第653重戦車駆逐大隊第3中隊 (ポーランド / 1944年)
 ・ 第653重戦車駆逐大隊第3中隊 (ポーランド / 1944年)
 ・ 第653重戦車駆逐大隊第1中隊 (イタリア / 1944年)
 ・ 第614重戦車駆逐中隊 (ポーランド / 1945年)
 ・ 第614重戦車駆逐中隊 (ポーランド / 1945年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属しています



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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