M4A1 シャーマン 中戦車 初期型 (75mm砲） 鋳造車体 VVSSサスペンション
「M4A1 シャーマン 中戦車 初期型 (75mm砲） 鋳造車体 VVSSサスペンション （プラモデル） (ユニモデル 1/72 AFVキット No.371 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の中戦車「M4A1」の「75mm砲搭載型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「M4中戦車」シリーズの初期生産タイプの代表的存在となる「M4A1」の「75mm砲搭載型」を再現、丸みを帯びた車体に76mm砲よりも短かい砲身砲を装備した独特のフォルムを再現した内容となっています
●本キットでは
・ 鋳造車体の「M4A1」
・ 前部ハッチ部分が前方に突き出た「前期型車体」
・ 防盾には狭小タイプの「M34砲架」を装備
・ デファレンシャルカバーは丸みを帯びたワンピース型
・ VVSSサスペンションは、リターンローラー支持架が水平状態となる「中期型」
・ 転輪はスポークタイプの「前期型」
・ 履帯はフラットラバータイプの「T51」を装備
の「M4A1」を再現しています
●ユニモデル社製「アメリカ軍 M4A1シャーマン T1E3 地雷除去ローラー装備」をベースとして、地雷処理ローラーのパーツを省いたバリエーションキットです
【 「M4A1 75mm砲搭載型」について 】
●アメリカ軍は、第2次世界大戦の開戦に伴って急速に軍備を拡張、それまで「M2」という多砲塔となる古風な車両しか存在していなかった中戦車も「M3」「M4」へと開発、生産が行われました
●中戦車として本命となる「M4」シリーズは、生産数を増やすために4種のエンジンに合わせた各車体を用意、当初は「M4」「M4A1」「M4A2」「M4A3」「M4A4」の5つの車種を生産しています
●「M4A1」は、「M4」と同じ航空機用のエンジンを搭載、溶接技術が整っていない工場でも生産が可能なように、車体を鋳造としているのが特徴です
・ この「M4A1」は、「M4中戦車」シリーズとしては一番初めに生産を開始したタイプで、当時北アフリカ戦線で苦戦していたイギリス軍に優先的に供与が行われています
・ また、アメリカ軍でも北アフリカ戦線において中戦車「M3」に交代する形で「M4A1」が登場、以後「M4A1」は、シシリー戦、イタリア戦などに参加しています
●1943年、一定の数が整った「M4中戦車」シリーズは戦訓を採り入れた「後期型車体」に生産を移行しますが、戦場では従来のタイプもそのまま運用が行われ、初期生産タイプの代表的存在となっていた「M4A1」の「75mm砲搭載型」もノルマンディ戦をはじめとするヨーロッパ戦線において運用されています
●アメリカ製のマスプロ戦車として代表格となった「M4A1」の「75mm砲搭載型」は、機械的信頼性の高さと堅牢な造りによって各戦線において奮戦し、アメリカ軍のみならず連合軍の勝利に大きく貢献したのです
【 「M4A1 シャーマン 中戦車 初期型 （75mm砲） 鋳造車体 VVSSサスペンション」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の中戦車「M4A1」の「75mm砲搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●パーツを細分化し不足する細部のディテールはエッチングで補う、ユニモデル社の1/72シリーズのフォーマットに従い「M4A1」の「75mm砲搭載型」を再現、ライトガードなどの細部にはエッチングパーツを用意しており、中級者以上のユーザーを対象とした内容となっています
●「M4A1 75mm砲搭載型」は、「砲塔」「車体上部」「後部パネル」「車体下部」の4ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●「75mm戦車砲 M3」の砲身は、一体成型のパーツで再現
・ 防盾は一体成型のパーツで再現、砲身の側部にガードが付いたタイプとなっています
・ 同軸機銃は別パーツ化
・ 「M34砲架」も一体成型のパーツで再現、吊り下げフックは別パーツ化しています
・ 防盾は上下に可動させることができます
●砲塔は、上下に分割したパーツで構成
・ 車長キューポラはモールドで再現、車長ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます
・ 排莢ハッチ、吊り下げフックは別パーツ化しています
・ キューポラに装備する、「M2重機関銃」が付属、機銃本体と弾薬箱の2パーツで構成しています
【 車体上部 】
●車体上部は、エンジンデッキ部分を除き、一体成型のパーツで再現
・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 前方フェンダーは、エッチングパーツで再現
・ 前照灯、尾灯、ベンチレーター、吊り下げフック、給油口の蓋などを別パーツ化
・ 前照灯と尾灯のライトガードは、エッチングパーツで再現します
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ VVSSサスペンションは前後に分割したパーツで再現、転輪、リターンローラー、中央部のスプリングパーツなどを挟んで作製します
・ サスペンション上部のスキッドはエッチングパーツで再現
【 履 帯 】
●履帯は、プラパーツによる一部連結式履帯が付属しています
・ 上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツとなっています
・ 履帯はラバーシェブロンタイプの「T48」を再現しています
●ライトガード、サスペンションのスキッドなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 「M4A1 シャーマン 初期型 （75mm砲） 鋳造車体」の塗装とマーキング 】
●「M4A1 シャーマン 初期型 （75mm砲） 鋳造車体」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第10機甲師団 第11戦車大隊 （1943年）
・ 第1機甲師団 第13機甲連隊 （アンツィオ / 1944年4月）
・ 第2機甲師団 第2戦車大隊 （シシリー / 1943年）
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています
【 「M4A1 シャーマン 中戦車 初期型 （75mm砲） 鋳造車体 VVSSサスペンション」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍 M4A1 75mm砲搭載型 ×1
・ エッチングシート ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
