アメリカ 空挺部隊兵士 1944
「アメリカ 空挺部隊兵士 1944 (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB3511 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ空挺部隊の兵士3体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 アメリカ軍の空挺部隊」について 】
●アメリカ軍は、電撃戦で活躍したドイツ軍の空挺部隊の影響を受け空挺部隊を創設しることになります
●この空挺部隊は、空挺降下を行う空挺兵と、グライダーにより輸送されるグライダー兵から編成されており、空挺兵2個連隊とグライダー兵1個連隊により1個師団が編成されました(後に増強されています)
●また、師団砲兵を含む重機材を扱う兵科や、「ジープ」などの車輌を輸送する部隊はグライダーに輸送されるシステムとなっています
●まず、アメリカ軍では「第82空挺師団」が編成され、北アフリカ戦やシシリー戦、イタリア戦などに投入されました
・ 同師団は、アメリカ全土から兵士を集めたことにより「オールアメリカン」という名称を持っており、その文字が師団章となっています
●この「第82空挺師団」の各地での戦訓からアメリカ軍は空挺作戦の特徴を学び、来るべきヨーロッパ反攻作戦(「ノルマンディ上陸作戦」)に挑むこととなります
●1942年になると、アメリカ軍は2番目の空挺師団となる「第101空挺師団」を創設、基幹となる兵士は「第82空挺師団」の人員が充てられ、その貴重な実戦経験から同師団は着実にその能力が高められました
●この「第82、第101空挺師団」は「ノルマンディ上陸作戦」の尖兵としてドイツ軍占領地域に投入され、同作戦を勝利へと導く原動力となりました
・ 「第101空挺師団」は、同作戦が初陣となります
・ 空挺部隊は、敵占領地に夜間降下する場合が多く、味方の識別用、そしてフランス人などのへの表示用として右肩部分に大きな星条旗マークが縫い付けられていました
●その後も、両師団は重要作戦に投入されて活躍し、連合軍の勝利に貢献しています【 「アメリカ 空挺部隊兵士 1944」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の空挺部隊の兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●フィギュア造形力に優れたマスターボックス社によりアメリカ軍の空挺部隊兵士を再現、顔の表情や全体のデッサンなどフィギュア造形のポイントを押さえた内容となっています
・ このキットはマスターボックス社の初期のもので、最近の同社のフィギュアキットには及びませんが、フィギュアの基本となるデッサンは決して劣っていませんので、現行のフィギュアに充分匹敵する魅力を持っています
●負傷した将校をかばいながら後退するシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、将校1体、ライフル兵1体、BAR銃手1体の合計3体です
●服装は、空挺部隊用の戦闘服を着用、同部隊用の戦闘靴を履き、ヘルメットを被った姿です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、ポケットやサスペンダーなどの細部はシャープな彫刻でモールドされています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足に分割されたパーツ構成となっています【 「アメリカ 空挺部隊兵士 1944」のフィギュアのポージングについて 】
●将校のフィギュアは、ライフルを杖代わりとして使用し、ライフル兵の肩を借りて片足を引きずりながら歩いているポーズです
・ パッケージに従って将校としましたが、アメリカ軍の服装は将校、下士官、兵卒も一緒ですので、下士官、兵卒とすることができます(違いは階級章とヘルメットの徽章のみとなります)
・ また、将校は多くの装備を持ちませんので、その装備状況から見ると兵卒が適しているものと思われます(将校が「M1 ガーランドライフル」を持つ例は多くありました)
●ライフル兵のフィギュアは、将校に肩を貸し、一緒に歩いているポーズ
●BAR射手のフィギュアは、後退を援護するように振り向きながら自動小銃を射撃しているポーズとなっています
【 付属している装備品類 】
・ 「M1 ガーランドライフル」 ×2
・ 「BAR自動小銃」 ×1
・ ヘルメット ×3
・ ライフル用マガジンポーチ ×4
・ 自動小銃用マガジンポーチ ×2
・ 水筒 ×2
・ 背嚢 ×1
など