タミヤ イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ 032 プラモデル

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イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライ

販売価格

2,090円 1,881円(税込)

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「イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライ (プラモデル) (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.032 )」です


●第2次世界大戦後期におけるイギリス軍の中戦車「シャーマン ファイアーフライ」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●強力な火力からドイツ軍戦車キラーとして名を挙げた「シャーマン ファイアーフライ」を再現、中戦車「M4」をベースとして長大な主砲を装備した、独特の姿を再現した内容となっています

●「シャーマン 1C」の「1」は「M4」ベース車体、「C」は「17ポンド砲」を装備した「ファイアーフライ」を意味しており、本キットでは「M4」の初期型車体を使用した「シャーマン 1C」が再現されています

●タミヤ社製「アメリカ M4 シャーマン戦車 (初期型)」をベースに、「シャーマン 1C」を再現するために、主砲、砲塔、ギアハウジングなどを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります

【 「シャーマン ファイアーフライ」について 】


●イギリス軍の大戦初における主力の対戦車砲は「2ポンド砲 (口径40mm)」で、この砲はドイツ戦車に対して非力さが目立ったために、代わって「6ポンド砲 (口径57mm)」が配備されるようになりました

●ただし、将来的には、この「6ポンド砲」を以てしても、撃破出来ない敵戦車が登場することが予想され、より大型の対戦車砲を開発することが1941年から進められ、その結果1942年8月に完成したのが「17ポンド砲 (口径76.2mm)」です

●この「17ポンド砲」は、口径の割には高い貫通能力を誇り、さらには高い威力を発揮する為に高性能の砲弾も併せて開発され、「APCBC(被帽式高速徹甲弾)」では1000mの距離で140mm厚の装甲板、1944年の夏頃に登場した「APDS(装弾筒付き徹甲弾)」においては、同距離にて195mm厚の装甲板を貫通する能力を誇り、ドイツ軍の「88mm対戦車砲」(71口径型)に匹敵する程の高い貫通能力を示しました

●この「17ポンド砲」を戦車に搭載する計画が進められましたが、肝心のイギリス戦車はターレットリング径の関係から「6ポンド砲」が何とか収まる程度であり、より大型の「17ポンド砲」を載せられる戦車は在りませんでした

●そこで、目を付けられたのが、武器供与としてイギリス軍で使われ始めたアメリカの「M4中戦車」シリーズで、この戦車は開発当初から将来の搭載砲の大型化を考慮してターレットリングが大きいのが特徴でした

●この「17ポンド砲」を搭載した「M4中戦車」シリーズは「シャーマン ファイアーフライ」と呼ばれ、ノルマンディ戦から実戦に参加、ドイツ軍の「パンター中戦車」や「タイガー重戦車」の正面装甲を突き破ることができる唯一の連合軍戦車として活躍します

●「シャーマン ファイアーフライ」は対戦車戦闘の切り札として活躍、逆にその存在を脅威に感じたドイツ軍は、最優先目標として真っ先に撃破するものとしており、多くの「シャーマン ファイアーフライ」には砲身部分前部を波型の白色を塗る偽装が行われました

●「シャーマン ファイアーフライ」はノルマンディ戦において、まだ配備数が少なく、1個小隊(5両)に1両程度の割合であり、小隊の通常型の「シャーマン」が先行して敵戦車を発見、後続する「シャーマン ファイアーフライ」がその砲火力によって撃破する戦術が採られました
●ノルマンディ戦以降は、その配備数は順調に増え、1945年2月までに合計2139両が生産されています

●なお、イギリス軍は供与された「M4中戦車」シリーズに名称を付けており、「M4」は「シャーマン 1」、「M4A1」は「シャーマン 2」、「M4A2」は「シャーマン 3」、「M4A3」は「シャーマン 4」(極少数しか供与されず)、「M4A4」は「シャーマン 5」で、番号に続く「C」が「17ポンド砲」を搭載したタイプを表しています
●また、「シャーマン 1C」はそのベースとなった「M4」の車体変更により2つのタイプに分けられ、キットでは「M4」の初期型車体を使用したタイプが再現されています
 ・ 「M4」の後期型車体では、前部が鋳造式となる「コンポジット・ハル」と呼ばれる形態へと変更、この車体を利用した「シャーマン 1C」は、車体が「M4A4」となる「シャーマン 5C」よりも多く作られています

イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライの商品画像

【 「イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライ」のキット内容について 】


●この「M4」をベースとした「シャーマン ファイアーフライ」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●タミヤタッチによって長大な主砲を装備し、オリジナルの「M4」とは細部の仕様が異なる「シャーマン 1C」を再現、タミヤスタンダードとしてのシャープな彫刻とパーツ同士の合いの良さ、そして防盾の鋳造表現やイギリス軍仕様となる特徴的なアンテナ基部など、1/48スケールとして同車の魅力ある姿が凝縮された内容となっています

●タミヤ社1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズとして、スケールとしての精密感を演出しながら、モールド表現を重視してパーツ数を抑えるなど作り易さが追求されており、戦車模型初心者からベテランユーザーに至るまで、肩の張らないモデリングを楽しむことができます


●「シャーマン 1C」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、長大な主砲を装備し、後部にカウンターウェイトを付けた「シャーマン ファイアーフライ」の砲塔形状を再現、オリジナルとは異なる装填手ハッチ、発煙弾発射機、アンテナ基部などイギリス軍独自の仕様が表現されています

●「17ポンド砲」の砲身は本体部分は一体化されており、マズルブレーキ部は左右分割式となっています
 ・ 防盾は1パーツで再現され、同軸機銃が一体成型されています
 ・ 砲身部分は、基部に内蔵させるポリキャップにより上下方向に可動します

●砲塔は上下分割式で、これに排莢ハッチ部、追加装甲などを取り付ける構成となっています
 ・ 後方のカウンターウエィトを兼ねた無線器カバー部は砲塔パーツと一体化されています
 ・ 車長キューポラは別パーツで、任意の角度で取り付けることが可能です
 ・ 車長ハッチ及び装填手ハッチは別パーツで、開閉が選択できます
 ・ イギリス軍車両独特のアンテナ基部は別パーツにて再現
 ・ 砲塔の追加装甲のパーツが付属、装着の有無を選択できます

【 車体上部 】
●車体上部は、前部のハッチが縦置きとなっている「M4」の「初期型」の車体レイアウトを再現、各部の溶接跡が繊細なタッチで彫刻されています

●車体上部は一体成型となっています
 ・ 操縦手ハッチと前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択することができます
 ・ 前方機銃を塞ぐカバーは別パーツです
 ・ 前照灯、尾灯、ライトガードなどがパーツ化
 ・ 各車際工具は車体上部に立体的なモールドで再現、シャベル、消火器、クリーニングロッドなどは別パーツとなります
 ・ 車体各部の追加装甲のパーツが付属、その装着の有無を選択することができます
 ・ 車体後部に付くエアークリーナーは、角形のタイプが付属しています

【 車体下部 】
●車体下部は一体化されたダイキャストパーツ、前部のギアハウジングと後面パネルがプラスチック製の別パーツとなっています
 ・ ギアハウジングは、先端部が尖った「1ピース型」が付属しています

●サスペンション部分は、独特な形状の「垂直懸架式サスペンション(VVSS)」を再現しています
 ・ サスペンションは後方のリターンローラーのアーム部分が水平状態となる「中期型」を再現
 ・ サスペンションは、前後2分割のパーツで構成、転輪とリターンローラーを挟み込んで接着する方式となります
 ・ 転輪はスポークタイプ、起動輪は肉抜き穴が付いたタイプ、誘導輪はディシュタイプが付属しています

【 履 帯 】
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
 ・ 履帯の上下の直線部分は一体成型のパーツ、前後の曲線部分は1枚ずつ分割されたパーツで構成されています
 ・ 履帯は、表面部分に楔状の滑り止めパターンが付いたラバーシェブロンタイプ履帯「T48」を再現

イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライの商品画像

【 塗装とマーキング 】
●「シャーマン 1C」のマーキングとして イギリス軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第33機甲旅団 イーストライディング義勇騎兵連隊B中隊 (アルデンヌ / 1945年1月~2月)
 ・ 第11機甲師団 第23軽騎兵連隊 (フランス・ピュタンジュ / 1944年)
 ・ 第8機甲旅団 第4/7王立近衛竜騎兵連隊 (オランダ / 1944年)
 ・ 第4機甲旅団 第3/4ロンドン義勇騎兵連隊 (ドイツ・ローテンベルク / 1945年)

●説明書の塗装例に基づいた、部隊記号、車両番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています


【 「イギリス戦車 シャーマン 1C ファイアフライ」のパッケージ内容 】


 ・ シャーマン 1C ×1台分
 ・ デカールシート ×1枚


●再販アイテム (2006年 一部新金型)

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【 タミヤ1/48ミリタリーミニチュアシリーズについて 】


●1/48スケールならではの凝縮された精密感、手頃な大きさにより、コレクションに最適です
●最近の1/35スケールのキットはパーツ数が多くなり、手軽にモデリングを楽しみたい場合やコレクション性を重視した模型作り、そして時間が限られる場合など、なかなか手を付けることが難しいのも事実です
●タミヤの1/48ミリタリーミニチュアシリーズは、1/48スケールとしての凝縮感とパーツ数を抑えた構成により手軽に組み立てることができます
●また、短時間で組立てられるということは、単品作品だけではなく、ビネットやジオラマ展開などに挑戦したくなるというユーザーの時間的と精神的な余裕を生み、完成するとそのコンパクトな大きさから複数の車輌が登場するのジオラマシーンにも適しています
●更に、1/48スケールは飛行機モデルと統一スケールですので、飛行機を絡めたシーンも再現することも可能です
●AFVモデルの原点としての様々な楽しみ方に挑戦したくなるタミヤらしい秀逸な内容のシリーズとなっています



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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