ドラゴン ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131) 1/35 '39-'45 Series 6262 プラモデル

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ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131)

販売価格

7,590円 6,831円(税込)

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「ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series  No.6262 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対戦車自走砲「マーダー2」(75mm砲搭載型)の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●小型の車体ながら強力な主砲により対戦車戦闘に活躍した対戦車自走砲「マーダー2」を再現、「2号戦車」をベースにした小さな車体に大型の火砲を備えた精悍なスタイルを再現した内容となっています

●ドイツ軍戦闘車両の常として、対戦車自走砲「マーダー2」には生産時期による仕様変更が行われており、本キットでは戦闘室内部の右側面部に大型の無線機ラックと側面上部にアンテナマウントを付けた「後期型」を再現しています(他に車載工具類の取り付けが異なるなどの違いもあります)

【 「対戦車自走砲 マーダー2」について 】


●1941年、独ソ戦が開始されると、ドイツ軍は従来の電撃戦では経験しなかったソ連軍の強力な兵器の脅威にさらされることとなりました

●その時のソ連軍が持つ強力な兵器の一つが「76.2mm野砲 F-22」で、長い砲身から高初速で発射される砲弾は装甲貫通能力が極めて高かったため、ドイツ将兵からは「ラッチュ・バム」と呼ばれて恐れられていました
●ただし、独ソ戦の緒戦では、ソ連軍の稚拙な攻勢にも助けられながら、ドイツ軍は電撃戦を踏襲した戦術によりソ連軍を圧倒、包囲による殲滅でソ連軍が装備していた「76.2mm野砲 F-22」を大量に鹵獲します

●鹵獲したソ連軍の「76.2mm野砲 F-22」は、供給する砲弾の都合上「75mm対戦車砲 Pak40」の砲弾を使用できるように改造、「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」として制式化し、その優れた装甲貫通能力をもって東部戦線や北アフリカ戦線などで活躍しました
 ・ 当時、「75mm対戦車砲 Pak40」の砲自体の量産が遅れていたために、このような措置が採られました

●ドイツ軍では、大戦初期から対戦車砲の自走化を積極的に進めており、「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」を「2号戦車D/E型」に装備した対戦車自走砲「Sd.kfz.132 マーダー 2」などを生産、この対戦車自走砲は当時のドイツ軍の戦闘車両では最強の火力を持ち、対戦車戦闘で威力を発揮しています

●同時期、ドイツ軍は大戦初期に運用されていた対戦車砲「37mm対戦車砲 Pak35/36」の後継火砲の開発が進められており、「50mm対戦車砲 Pak38」と、次にそれをスケールアップした「75mm対戦車砲 Pak40」が登場します

●「75mm対戦車砲 Pak40」は装甲貫通能力に優れている上、コンパクトであったため対戦車砲としての運用に適しており、その後大戦を通じて活躍しました
●ただ、「Pak40」の重量は1tを超えており、人力での移動は困難であったため自走化が進められ、「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」搭載型の「Sd.kfz.132 マーダー 2」の実績と設計を元にして、1942年7月から生産されたのが「75mm対戦車砲 Pak40」搭載型の「Sd.kfz.131 マーダー 2」です
●この「Sd.kfz.131 マーダー 2」では、戦車としての活躍の場を失いつつあった「2号戦車 F型」へ車体を変更、搭載方法は「Sd.kfz.132 マーダー 2」や「Sd.kfz.139 マーダー 3」などの経験を活かし、容積を拡大した戦闘室を車体中央部に設け、その前部に砲を搭載しています

●「Sd.kfz.131 マーダー 2」は、戦車猟兵の主力車両として対戦車戦闘に活躍、小型の車体ながら強力な火力を持つ車両として高い評価を獲得しました
●しかし、「2号戦車 F型」の車体の利用は自走榴弾砲「ヴェスペ」に1本化することが決定されると、「75mm対戦車砲 Pak40」を搭載する対戦車自走砲は「38(t)戦車」ベースの「マーダー 3」に一本化することになり、「Sd.kfz.131 マーダー 2」の生産は1943年6月に終了してしまいます
●ただし、既存の車両はその後も運用を継続し、パンチ力の強い小型車両として各戦線で奮戦を続けたのでした


【 「ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131)」のキット内容について 】


●このドイツ軍の対戦車自走砲「マーダー 2 (75mm砲搭載型)」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化したパーツ構成で対戦車自走砲「マーダー 2」を再現、プラパーツでは再現が難しい車載工具類の固定具などにはエッチングパーツを多用して、「マーダー2」の細部ディテール再現に重きを置いた内容となっています

●戦闘室の装甲板は薄く成型、車体内部の様子や主砲の砲尾部分、そしてペリスコープを始め戦闘室に付けられた各種装備品も細かく再現、内部が見えるオープントップ車輌ならではのメカニカルな魅力と、構造の仕組みとを楽しむことができます
 ・ 小型の車両ながら、多数のパーツとエッチングパーツがパッケージされ、かなりのボリュームがありますので、中級者以上のユーザーを対象としたキットとなります


●「マーダー 2」は、「主砲」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

【 主 砲 】
●細分化したパーツ構成で、「75mm対戦車砲 Pak40」の構造とディテールを再現、生産年によるマズルブレーキの形状の違いも表現しています

●「75mm対戦車砲 Pak40」の砲身は、一体成型のパーツで再現、先端のマズルブレーキは別パーツとなります
 ・ マズルブレーキは、本体、内部の仕切り板、先端部分の3パーツで構成
 ・ マズルブレーキは形状が異なる3タイプが付属し、選択して使用することができます(「後期型」では前面形状が円形のタイプとなります)
 ・ 砲尾は4パーツで構成、閉鎖器は開閉状態を選択することができます

●砲身下部の揺架は左右に分割したパーツで構成、内側のディテールも再現しています
 ・ 揺架の先端部は別パーツで、開閉状態を選択できます

●砲架は、左右に分割したブロックで構成、揺架を挟み込むようにして両ブロックを接着します
 ・ 砲架の平衡器は上下に分割したパーツ構成
 ・ 照準器は2種のタイプをセット、選択して使用することができます

●2重構造の防盾は、防盾パーツを前後に分割したパーツ構成で防盾構造を再現しています
 ・ 砲身部の可動防盾はエッチングパーツで再現
 ・ 照準口のシャッターはプラパーツとエッチングパーツとが付属、選択して使用することができます

【 車体上部 】
●メッシュ状となったフェンダーの滑り止め、エンジンデッキ部分の形状など、「2号戦車」がベースとなった車体構造を再現、フェンダーや戦闘室の各パネルは薄く成型され、華奢な構造の「Sd.kfz.131 マーダー 2」の車体部を再現しています

●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型のパーツで再現、これに戦闘室パネル、後部の弾薬庫を取り付ける構成となっています
 ・ 戦闘室前面、前方の側面部は別パーツ化、装備する操縦手用クラッペは開閉状態を選択できます
 ・ エンジン点検ハッチは別パーツ化しています
 ・ トラベリングロックは左右それぞれ一体成型のパーツで再現、開閉可動とすることができます

●戦闘室の側面パネルはそれぞれ一体成型のパーツで再現、これに内側のフィン状の構造物を取り付けます
 ・ 戦闘室パネル内側に装備される「MP40 サブマシンガン」(×2)、「MG34機関銃」(×1)が付属
 ・ ペリスコープは、支持架3パーツ、ペリスコープ本体は1パーツで再現、ペリスコープ本体はクリアパーツとなっています

●「後期型」再現用の戦闘室右側面部に装備される無線機とアンテナマウント、左側面部に装備される冷却水交換用ホースが付属しています
 ・ 無線機ラックは5層で構成、無線機は前後に分割したパーツで再現されています
 ・ 無線機に付随する変圧器などを再現したパーツも付属
 ・ 冷却水交換用ホースは、丸められた状態をプラパーツで再現

●弾薬庫は、パーツを分割して内部の砲弾架を再現しています
 ・ 前部の蓋の部分は別パーツで、開閉状態を選択できます
 ・ 砲弾架には付属している砲弾パーツを差し込むことが可能です

●車載工具類は固定具が付いていない状態となっており、固定具はエッチングパーツで再現しています
 ・ 固定用のクランプは3パーツで構成、開閉可動させることができます

【 車体内部 】
●戦闘室から見える部分の車体内部構造を再現しています
 ・ 操縦席部分は、座席、メーターパネル、操行レバー、各種ペダル類を再現
 ・ トランスミッション、クラッチ、最終減速器が14パーツで再現、トランスミッションの細かなディテールを再現しています
 ・ 後部のエアクリーナーは5パーツで構成

【 車体下部 】
●リーフ式サスペンションを持つ「2号戦車」の車体下部構造を再現、繊細な造りの履帯は1枚ずつに分割した接着連結式履帯で再現されています

●車体下部は、前面と後面パネルを除きバスタブ状に一体成型となったパーツで再現
 ・ サスペンションアームは別パーツで、上部のリーフ式サスペンションも含めて各3パーツで構成
 ・ 下部転輪は一体成型のパーツで再現、誘導輪は本体と表面のリング部分との2パーツで構成されています
 ・ 起動輪は若干形状が異なる2種類のパーツが付属、選択して使用します

●後面パネルは一体成型のパーツで再現、牽引装置、車間表示灯、ステップ、排気管などは別パーツ化しています
 ・ 排気管は4パーツで構成、先端部分は開口しています
 ・ パンチング状の排気管カバーはエッチングパーツで再現

【 履 帯 】
●履帯は、1枚ずつを分割した接着連結式履帯が付属しています
 ・ 裏側のガイドが2枚のタイプとなる「2号戦車」用のシングルピン式履帯を再現しており、モデルカステン製「2号戦車/ヴェスペ用履帯 (片側ピン接着式) (可動式)」がこれに対応しています


【 アクセサリー類 】
●アクセサリーパーツが付属しています
 ・ 木製弾薬箱 ×2
 ・ 砲弾 ×8
 ・ 砲弾ケース(蓋を閉じた状態) ×4
 ・ 砲弾ケース(蓋を開いた状態) ×8
 ・ 空薬莢 ×3


●ペリスコープ、ボッシュライトのガラス部などを再現するクリアパーツが付属
●車載工具の固定クランプ、排気管カバー、各部のディテール類などを再現するエッチングパーツが付属しています


【 「ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131)」の塗装とマーキング 】
●「ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131)」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1944年)
 ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年)


●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「ドイツ 7.5cm 対戦車自走砲 マーダー2 (Sd.Kfz.131)」のパッケージ内容 】


 ・ ドイツ軍 対戦車自走砲 Sd.Kfz.131 マーダー2 後期型 ×1
 ・ エッチングシート ×3
 ・ デカールシート ×2
 ・ 組立説明書 ×1


●2006年 完全新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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