AFV CLUB イギリス CVR (T) FV107 シミター 1/35 AFV シリーズ AF35013 プラモデル

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イギリス CVR (T) FV107 シミター

販売価格

3,960円 3,564円(税込)

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「イギリス CVR (T) FV107 シミター (プラモデル) (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ  No.AF35013 )」です


●1971年に登場した、イギリス軍の軽戦車「FV107 シミター」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「FV101 スコーピオン」で採用された76mm砲に代わり、より強力な「ラーデン 30mm機関砲」を搭載した「CVR(T)」ファミリーの1輌「FV107 シミター」を再現、長砲身砲を搭載し、小柄な車体の中に秘めた力強さを感じるフォルムを再現した内容となっています

●AFVクラブ社製「イギリス CVR(T) FV101 スコーピオン」をベースとして、「FV107 シミター」を再現するために、主砲、防盾、ペリスコープ、前照灯などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです

【 「イギリス CVR(T) FV107 シミター」のキット概要 】


●砲塔は車体後部に、エンジン排熱グリルは車体前方に配置した独特の車体レイアウトを再現
●「30mm機関砲」を搭載、金属製砲身で再現
●キューポラハッチやドライバーズハッチなどの開閉を選択することが可能
●排気管カバーなどを再現したエッチングパーツが付属
●履帯は、接地面パッドをつけた「CVR(T)」の共通履帯、軟質素材によるベルト式
●マーキング指示及びデカールは5種、各国軍仕様のマーキングの他に、国連軍仕様となる「UN」の文字などを再現したデカールをセット

【 「FV107 シミター 偵察戦闘車」について 】


●イギリス軍は、主に植民地の治安維持用として第2次世界大戦前から装輪式装甲車を重要視しており、1950年代にはその集大成的存在である装甲車「FV601 サラディン」を開発します

●この「FV601 サラディン」は高い走破性を持った駆動装置と、小型装甲車クラスの車体に強力な「76mm砲」を搭載した点が評価されてヒット作となり、イギリス軍のみならず多くの国が採用することになりました

●1960年代になると、イギリス軍は「FV601 サラディン」の後継車両の開発を開始、この後継車両は、最初からバリエーション展開を視野にいれていた点に特徴があり、装軌式の「CVR(T)」シリーズと装輪式の「CVR(W)」シリーズの2種の開発を同時進行で進めていました

●「CVR(T)」ファミリーのベース車輌とされた「FV101 スコーピオン 軽戦車」が1970年に誕生、これをベースに据えたバリエーション車輌の開発も同時に進めており、対戦車ミサイル搭載型の「FV102 ストライカー」、装甲兵員輸送車型の「FV103 スパルタン」、回収車型の「FV106 サムソン」などが次々と登場します

●「FV107 シミター」は「CVR(T)」ファミリーのうち偵察型車輌としての役割を与えられ、主砲に「ラーデン 30mm機関砲L21A1」を搭載した以外は「FV101 スコーピオン」に準じた仕様になっています
 ・ 「CVR(T)」ファミリーには空輸能力を求めていたため、車体にはアルミニウム合金を採用、重量は8tに抑えさられています
 ・ エンジンは、4.2リッター、190馬力の「ジャガー J60 No.1 Mk.100B ガソリンエンジン」を搭載、最高速度は80km/hと、俊足な性能を持っています
 ・ このエンジンは、その後の近代化改装によって5.9リッターの「カミンズ BTA ディーゼルエンジン」へと換装、馬力は同等で以前と変わらぬ機動力を有しています

●「CVR(T)」シリーズのうち、76mm砲を搭載した「FV101 スコーピオン」は低コストと使い勝手の良さ、そして小型車両にしては大きな砲火力を装備していた点が評価され、中小国を中心に多くの国で導入が進められました

●しかし、イギリス軍では、1990年代になると、「FV107 シミター」が搭載する「ラーデン 30mm機関砲 L21A1」の方が、総合的に見て優れた火力になるという判断から、「FV101 スコーピオン」の退役を1994年に決定、「FV107 シミター」に一元化しています
 ・ これは、イギリス軍が「チャレンジャー 2」という強力な主力戦車を装備しているからであり、「FV101 スコーピオン」が事実上の主力戦車となっている中小国とは発想が異なります
 ・ このため、「FV101 スコーピオン」は多くの国で採用されましたが、「FV107 シミター」はイギリス軍とベルギー軍などが装備しているに過ぎません

●「FV107 シミター」は、1982年の「フォークランド紛争」において実戦に参加、その後は時代の流れから、偵察用の戦車という役割から、主に緊急展開部隊用の装甲車両として運用が行われ、国連やNATOの平和維持活動などに投入されています

●「FV107 シミター」は、アフガニスタン戦にも参加、現在においても治安維持活動を行っており、イギリス軍の軽戦車として第一線で活躍しているのです


【 「イギリス CVR(T) FV107 シミター」のキット内容について 】


●このイギリス軍の軽戦車「FV107 シミター」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●AFVクラブの初期のキットであり、1/35スケールのキットとしてスタンダードなパーツ数と、エッチングパーツを最小限とした構成で「FV107 シミター」を再現、パーツ上に施したモールド表現を主体として「シミター」のフォルムとディテールを再現した内容となっています


●「FV107 シミター」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●「FV101 スコーピオン」と同じ「FV107 シミター」の砲塔形状を再現、各エッジ部分には溶接跡を深めのモールドで再現しています

●「ラーデン 30mm機関砲 L21A1」の砲身は、金属製砲身で再現
 ・ 砲身基部の「装甲スリーブ」は左右に分割したパーツで再現
 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「サーチライト」の前面部は別パーツ化しています
 ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます

●砲塔は、3層のパーツで構成
 ・ 「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 「ペリスコープ」は個別にパーツ化しています
 ・ 「照準サイト」は独立したパーツで再現
 ・ 砲塔の各「雑具箱」は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 「スモークディスチャージャー」は、1本ごと個別にパーツ化、ベースへと取り付けます
 ・ 「アンテナマウント」「消火器」「吊り下げフック」などを別パーツ化

【 車体上部 】
●エンジンを前方に配置したため車体前方に放熱グリルを設けた「FV107 シミター」の車体上部レイアウトを再現、表面の溶接跡やボルトなどを繊細なモールドで再現しています

●車体上部は、一体成型のパーツで再現
 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 「排気管」は一体成型のパーツで再現、「排気管カバー」はエッチングパーツで再現します
 ・ 「前照灯」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「サイドミラー」「尾灯」などを別パーツ化
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
 ・ 車体下部の「雑具箱」は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製、上部にキャンバスを張った状態となります
 ・ 車体後部の「リール」は前後に分割したパーツで再現、フレームはエッチングパーツで再現しています

【 車体下部 】
●車体下部は、フェンダーを含めてバスタブ状に一体成型となったパーツで再現、前後のパネルは別パーツとなっています
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化
 ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現

【 履 帯 】
●履帯は、接地部分にパッドが付いた「CVR(T)」シリーズ用のシングルピン履帯を再現しています
 ・ 履帯は、接着が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっています


●排気管カバー、リールのステーなどを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「FV107 シミター」の塗装とマーキング 】
●「FV107 シミター」のマーキングとして、5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ベルギー陸軍所属車両
 ・ イギリス陸軍所属車両(国連軍仕様)
 ・ イギリス陸軍所属車両
 ・ イギリス陸軍所属車両
 ・ ベルギー陸軍所属車両(国連軍仕様)

●説明書の塗装例に基づく、国連軍表示、国籍マーク、重量表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています


【 「イギリス CVR(T) FV107 シミター」のパッケージ内容 】


 ・ FV107 シミター 偵察戦闘車 ×1
 ・ 金属製砲身 ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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