ドラゴン Sd.Kfz.165 フンメル 初期型 1/35 39-45 Series 6150 プラモデル

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Sd.Kfz.165 フンメル 初期型

販売価格

6,380円 5,742円(税込)

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「Sd.Kfz.165 フンメル 初期型 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series  No.6150 )」です


●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の重自走榴弾砲「フンメル」の「初期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●機甲部隊の火力支援車両として各戦線で活躍した重自走榴弾砲「フンメル」を再現、「3/4号戦車車台」の後部に「150mm 重野戦榴弾砲 sFH18」を搭載した重厚感あるフォルムを再現した内容となっています

【 「重自走榴弾砲 フンメル」について 】


●ドイツ軍は、第2次世界大戦前から戦車部隊に追従する火砲は自走化するのが望ましいと考えており、火砲の自走化を積極的に進めました

●「高射機関砲」や「歩兵砲」は早々に自走化を行いましたが、間接射撃を行う「榴弾砲(カノン砲)」の自走化は立ち遅れてしまいます
●立ち遅れた原因は、ドイツ軍が「自走榴弾砲」の仕様として全周射撃能力と砲の積み下ろし機能という2つの要件を求め続けたためで、この要件自体は火砲運用としては理には適ってはいたものの、これらの要望を満たすために試作された数種の車輌は複雑な構造となり、どれもコストや整備面から量産化を見送ったままとなってしまいます

●そこで、これらの要件を満たした本格的な「自走榴弾砲」が登場するまでの繋ぎとして、暫定的な自走榴弾砲の開発が行われることとなります

●一方、このような自走榴弾砲の開発とは別にドイツ軍では自走砲用の車体「3/4号戦車車台」が開発されていました
●この「3/4号戦車車台」は、元々が共通する部品が多かった「3号戦車」と「4号戦車」とを融合させ、自走砲用として戦闘室を後部に配置できるようにエンジンと操縦席とを車体前方に装備したものでした

●暫定的車両としての「自走榴弾砲」は、「105mm軽榴弾砲 leFH18」を搭載した軽自走榴弾砲と、「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」を搭載した重自走榴弾砲の2種を計画、軽自走榴弾砲は「2号戦車」の車体を流用、重自走榴弾砲はこの「3/4号戦車車台」を使用することで決定、1942年10月には試作車が完成します
●この「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」を「3/4号戦車車台」へと搭載した車両は、重自走榴弾砲「 Sd.Kfz.165 フンメル」として制式化、1943年のクルスク戦頃から戦線に投入し、大口径砲の威力で火力支援に活躍します

●重自走榴弾砲「フンメル」は、暫定的車両ながら自走榴弾砲としてはかなりの成功作となり、自走砲専用車体である「3/4号戦車車台」による操作性の良さと操作スペースの広さ、自走榴弾砲として充分な機動性能、そして高い信頼性、優れた性能の「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」を自在に操ることができたため、前線部隊から高い評価を受けています
●また、すばやく自走砲を展開して撤収することができる重自走榴弾砲「フンメル」は、機甲部隊の運用に極めて適したものであり、大戦後期におけるドイツ機甲部隊に欠かせない支援車両として活躍しています
 ・ ちなみに、結果的に当初の要件を満たした本格的な自走榴弾砲の開発は頓挫、この暫定的な車両である「フンメル」を大戦終結まで運用しています

●もっとも、重自走榴弾砲「フンメル」は生産数の関係から機甲部隊所属の砲兵部隊全てに配備することは全く不可能だったため、各戦車師団に対して配備数は4両~8両程度となってしまい、虎の子的な存在として運用されたのです

●なお、ドイツ軍の戦闘車両の常として、重自走榴弾砲「フンメル」は生産時期による仕様変更が行われており、「初期型」では車体後部に大きな筒型の排気管を装備しているのが特徴となっています


【 「Sd.Kfz.165 フンメル 初期型」のキット内容について 】


●このドイツ軍の重自走榴弾砲「フンメル」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化したパーツ構成で「フンメル 初期型」を再現、オープントップ式車両ならではの完成後も見える砲尾、車内の装備品などを細やかに再現し、「フンメル 初期型」の細部表現に重きを置いた内容となっています

●ドラゴン/サイバーホビー社の「フンメル/ナースホルン」シリーズの最新版となる「ドイツ Sd.Kfz.164 ナースホルン 3 in 1」「Sd.Kfz.165 フンメル 後期型」などとは異なる、1つ前の版となるフォーマットによりキット化された製品で、クリアパーツ、エッチングパーツは付属していません

●車体後部に筒型の大型排気管が付き、後部フェンダーを取り付けた「フンメル」の「初期型」を再現しています

●自走砲兵を再現したフィギュアが4体付属しており、本キットのみで「フンメル 初期型」を中心とした戦線後方におけるジオラマシーンを作製することができます
 ・ フィギュアはドラゴン社製「ドイツ自走砲 ガンクルー」と同一となります


●「フンメル 初期型」は、「砲」「車体」の2ブロックで構成されています

【 砲 】
●細分化したパーツ構成で重榴弾砲ならではの複雑な構造を再現、砲身は仰角を付けた状態やトラベリングロックによって固定された状態などを選択して組み立てることができます

●「150mm重野戦榴弾砲 sFH18」の砲身は、左右に分割したパーツで構成
 ・ 砲尾は上下に分割したパーツで構成され、閉鎖ハンドルなどは別パーツ化しています
 ・ 閉鎖器は2パーツで構成、開閉状態を選択できます

●揺架は左右に分割したパーツで再現
 ・ 上部の駐退複座装置は、上下に分割したパーツで構成され、前面と後面部は別パーツ化しています
 ・ 揺架は上下に可動させることができます

●砲架は左右及び中央の3ブロックに分割して構成
 ・ 操作ハンドル、照準器などを別パーツ化
 ・ 平衡器のシリンダーは、上下に分割したパーツで再現した本体と、下部の軸とで構成され、揺架の動きに合わせて可動させることができます

【 車 体 】
●パネルを貼り合わせたような面で構成した「フンメル」の車体レイアウトを再現、戦闘室内部の構造や、薬莢収納箱、車内装備品などを細かく再現しています

●車体は、バスタブ状に一体成型した車体下部パーツに、車体上部と戦闘室の各パネル、フェンダーを貼り付けて組み立てます

●車体下部はバスタブ状に一体成型のパーツで再現、後部パネルは別パーツ化しています
 ・ ボギー式サスペンションは、1ユニットを4パーツで構成 (全8ユニット)
 ・ 各ダンパーは別パーツ化して再現
 ・ 下部転輪は前後に分割したパーツ構成で、ハブキャップは別パーツ化しています
 ・ 起動輪、誘導輪、上部転輪は前後に分割したパーツで構成
 ・ 排気管は横方向に分割した5パーツで構成、これを車体側面から伸びる導入管に取り付けます

●車体上部前面は、操縦手の張り出し部分を含めて一体成型のパーツで再現
 ・ 前面の視察ハッチ、上部ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択できます
 ・ 側面のクラッペは別パーツです
 ・ トラベリングロックは、左右がそれぞれ個別にパーツ化し、砲を固定した状態とトラベリングロックを畳んだ状態とを選択して組み立てることができます
 ・ 戦闘室前面に装備した予備転輪、予備転輪ラックのパーツが付属しています

●左右のフェンダーはそれぞれ一体成型のパーツで再現しています
 ・ ジャッキは6パーツで再現
 ・ ジャッキ台は、固定具をパーツ上に一体で成型して再現しています
 ・ 後部フェンダーを再現したパーツが付属しています

●戦闘室は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
 ・ 後部ドアは別パーツで、開閉状態を選択できます
 ・ 戦闘室上部のフックは別パーツ化しています


●戦闘室内部を再現
 ・ 側面の薬莢収納箱は、2個を除いて薬莢が詰まっている状態を再現、空いている箇所には薬莢パーツを収めることができます
 ・ 薬莢収納箱の蓋は別パーツで、開閉状態を選択できます
 ・ 後部の2つの砲弾収納箱は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
 ・ 戦闘室内部に装備する消火器、サブマシンガンラック(サブマシンガンを外した状態)、ライフルラック、通話装置のターミナル、室内灯、機関銃ラック、機関銃予備銃身ケース、クリーニングロッド先端部などを別パーツ化
 ・ 戦闘室内部のトラベリングロックは左右に分割したパーツで構成、取り付け基部はそれぞれ個別にパーツ化されています

●アクセサリーパーツが付属
 ・ 砲弾2種 ×各2
 ・ 薬莢 ×2
 ・ MP40サブマシンガン ×2

【 履 帯 】
●履帯は、1枚ずつが分割した接着連結式履帯が付属しています (ランナー上に成型したパーツです)
 ・ 履帯は、表面部分にハの字状の滑り止めパターンが付いた「3/4号戦車」用の「後期型」の履帯を再現しており、モデルカステン製「3/4号戦車 中期型用履帯 タイプA (可動式)」がこれに対応しています


【 フィギュア 】
●自走砲兵を再現したフィギュアが4体付属しています
 ・ 冬季における戦線後方におけるシーンを再現しています
 ・ ドラゴン社製「ドイツ自走砲 ガンクルー」と同一となりますので、フィギュアの詳細は個別ページを参照して下さい


【 「Sd.Kfz.165 フンメル 初期型」の塗装とマーキング 】
●「フンメル 初期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明
 ・ SS第9戦車師団 「ホーヘンシュタウヘン」所属車両

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、戦術マークなどを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「Sd.Kfz.165 フンメル 初期型」のパッケージ内容 】


 ・ ドイツ軍 重自走榴弾砲 フンメル 初期型 ×1
 ・ 自走砲兵フィギュア ×4(「ドイツ自走砲 ガンクルー」と同一)
 ・ デカールシート ×1


●2003年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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