タイガーモデル T-90MS 主力戦車 1/35 AFV 4612 プラモデル

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T-90MS 主力戦車

販売価格

12,650円 11,385円(税込)

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「T-90MS 主力戦車 (プラモデル) (タイガーモデル 1/35 AFV  No.4612 )」です


●現用ロシア軍の主力戦車「T-90MS」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
 ・ このタイプは「T-90SM」とも呼ばれており、現時点ではどちらにも名称は確定していません

●「T-90」シリーズの最新バージョンである「T-90MS」を再現、砲塔後部にバスルを設け、爆発反応装甲を大型化してシンプルな外観になった、従来の「T-90」シリーズとは一線を画す独特のフォルムを再現した内容となっています

【 「T-90MS 主力戦車」のキット概要 】


●車体や砲塔の主要部は一体成型を多用しながらも、細部に関しては細分化したパーツとエッチングパーツを交えたパーツ構成で、中国系メーカーのスタンダードとなる内容
●プレスラインや爆発反応装甲のパネルラインなどはメリハリのあるモールド
●砲塔後部のバスルは内部構造を再現、積載する砲弾や薬筒も付属
●スモークディスチャージャーは金属製パーツ
●各乗員ハッチは開閉状態を選択可能、砲手ハッチは開閉可動とすることができる
●サスペンションアームは可動させることが可能
●転輪や起動輪などはポリキャップを仕込み回転させることができる
●ペリスコープ、視察サイトや前照灯のガラス部などを再現したクリアパーツが付属
●エンジングリルの異物混入防止ネット、バスケットのメッシュなどを再現したエッチングパーツが付属
●履帯は、「T-90」用のダブルピン履帯、左右のコネクターを差し込むことで繋ぐ連結可動式
●塗装例はロシア軍仕様2種、国籍マークなどを再現したデカールが付属
●組立時に役立つランナー分類表記用のシール付き

【 「T-90MS 主力戦車」について 】


●第2次世界大戦後のソ連は、「T-54/55」という傑作戦車を生み出し、その後継車両となる「T-62」は実質的に「T-54/55」の拡大型として開発されます

●1960年代中頃、ソ連軍は従来の「T-54/55」「T-62」とは設計が全く異なる新型戦車「T-64」を開発、この「T-64」は低シルエットで大口径の主砲を搭載するという従来のソ連戦車の基本コンセプトを継承しながらも、複合装甲の採用や自動装填装置の導入、よりコンパクト化を図った構造など、革新的な戦車となっていました

●ところが、「T-64」は革新的な構造を採用した分、生産コストが増大、そこで「T-64」の設計を活かしながらも各部の仕様を「T-62」のレベルまで下げた「T-72」を開発、この「T-72」はカタログスペック上の性能と比べて生産コストが低い点が評価され東側諸国を中心に広く配備されることになります

●しかし、1991年に始まった湾岸戦争において、イラク軍が装備していた「T-72」は、「M1エイブラムス」や「チャレンジャー」といった西側諸国の第3世代戦車に全く歯が立たない状態で一方的に撃破されてしまいます
●イラク軍は事前の空爆によってその戦闘能力を大きく低下していたのは事実ですが、あまりにも一方的な戦いであり、特に主砲の自動装填装置が被弾時に誘爆しやすいという防御上の欠点は深刻な問題となり、「T-72」の評価は地に落ちてしまいます

●これは、東側諸国と中東諸国にソ連製兵器に対する大きな不信感を生む原因となり、ソ連はこれに対処するために「T-72」の全面改良型の開発を本格化に進めざるをえませんでした

●この結果、1992年に誕生したのが「T-90」で、防御力の強化を重点的に行い、爆発反応装甲を前面を中心に装備、射撃指揮装置の変更やレーダー感知器などを新設し、「T-72」と比べると戦闘能力は飛躍的に向上しています
●また、ソ連製戦車では輸出用の車両はスペックを落としたタイプ(「モンキーモデル」と言われています)となっていましたが、「T-90」ではこれを中止、輸出用もロシア軍仕様と同様の性能を持っていました

●この「T-90」はソ連崩壊後の混乱時に登場したことから、当初はあまり評価されませんでしたが、性能の高さと「T-64」の発展型である「T-80」よりも低コストであることから、徐々に評価を上げ、インドなど多くの国が導入を進めました
●ロシア軍もソ連崩壊後の混乱期を脱した後は、「T-90」の配備が進み、「T-90」シリーズは将来的に名実共にロシア軍の主力戦車となる予定です

●この「T-90」の開発と同時期にソ連邦体制が崩壊し、自由主義体制となったロシアでは、需給原理に従った価格変動が頻繁に起こるため、最大の天然資源「天然ガス」の輸出だけに外貨獲得を頼る訳に行かず、積極的に兵器の輸出を行っています
●市場の評価にさらされることになったロシア製の兵器は、供給先のニーズに応じないままの秘密主義やソ連優先主義を守っていたのでは思うような流通を獲得できず、外貨獲得の手段のため、相手国のニーズがあれば、ロシア軍が装備する以上の性能を付加するようになっています

●「T-90」シリーズも例外ではなく、輸出用としてロシア軍が装備する「T-90」「T-90A」よりも強力なタイプを開発、その最新バージョンとなるのが「T-90MS」です
 ・ このタイプは「T-90SM」とも呼ばれており、現時点ではどちらにも名称は確定していません
 ・ 「T-90MS」では、爆発反応装甲を最新の「レリークト」へと変更、この装備を施すと「T-90」よりも1.5倍以上の防御力を持つと言われています
 ・ 砲塔後部にはバスルを設け、この部分には10発程度の主砲弾を収納することが可能です
 ・ 砲塔上部の機銃は、従来の「12.7mm重機関銃」に代わって、リモコン操作の「7.62mm機関銃」へと変更、対空射撃は不可能となりましたが、車外に出ることなく射撃が可能となり、これは紛争時などにおいて威力を発揮します
 ・ 西側の最近の戦後第3世代戦車が搭載する情報共有システム「C4I」も装備、これにより実質的な戦闘能力は飛躍的に向上しました

●「T-90MS」は「T-90」シリーズの集大成的存在であり、ロシアはその高性能と低価格を武器に、世界各国に向けて積極的に導入を働きかけているのです

T-90MS 主力戦車の商品画像

【 「T-90MS 主力戦車」のキット内容について 】


●この現用ロシア軍の主力戦車「T-90MS」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●車体下部、車体上部、フェンダーなどは一体成型のパーツで再現しながら、車体各所を細分化したパーツとエッチングを交えて細かなディテールを再現、特徴的なプレスラインや爆発反応装甲のパネルラインなどはメリハリのあるモールドで再現しており、新興メーカーのキットらしからぬ手馴れた内容となっています


●「T-90MS」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●前方に向かい扇のように広がった「T-90MS」の砲塔形状を再現、各爆発反応装甲は別パーツ化することで立体的に造型しています

●「2A64M5 51口径 125mm滑腔砲」の砲身は、左右及び前後、そして砲口部分などに分割した6パーツで再現しています
 ・ 「防盾」は、前後に分割したパーツで再現、「防塵カバー」が付いた状態となる前部パーツは軟質素材製となります
 ・ 「防盾」上部の装甲カバーは3パーツに分割して再現

●砲塔は上下に分割したパーツで構成、これにブロックごとパーツ化した爆発反応装甲を取り付けるようになっています
 ・ 砲塔前部の「爆発反応装甲」は上部と下部の2パーツで再現
 ・ 砲塔側面のボックスは、上下に分割したパーツで再現
 ・ 「車長ハッチ」は上下に分割したパーツとアームとに分割して再現、開閉状態を選択することができます
 ・ 「砲手ハッチ」は別パーツ化、開閉可動させることができます
 ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツで再現
 ・ 「排莢ハッチ」は別パーツ化
 ・ 砲塔後部の各「収納箱」は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
 ・ 「スモークディスチャージャー」は金属製パーツで1本ずつ個別にパーツ化、固定ベースへと取り付けます
 ・ 「砲塔バスケット」は2パーツで再現、網状のネット部分はエッチングパーツで再現しています
 ・ バスケット後部の「スラットアーマー」は、各パネルごとにパーツ化しています 

●砲塔後部の「バスル」は砲塔パーツに一体成型化、「給弾ハッチ」は別パーツとなっています
 ・ 「バスル内部」に積載する砲弾(×10)、薬筒(×10)が付属、それぞれ固定具を一体成型化しています

●車長サイトは、上下のブロックとリモコン機銃の3ブロックで再現
 ・ 上部ブロックは上下及びベースに分割した3パーツで再現、ガラス部はクリアパーツとなっています
 ・ ベース部分に内蔵させるポリキャップにより上部ブロック及び「リモコン機銃」は左右に可動させることができます
 ・下部ブロックは、前後及び天板の3パーツで再現
 ・ 「リモコン機銃」は、銃身部分は2パーツ、銃架は左右に分割したパーツで再現、完成後も上下に可動させることができます

●砲手サイトは3パーツで再現、前面扉を開いた状態を再現しています
 ・ 砲手サイトのガラス部はクリアパーツで再現

【 車体上部 】
●「T-72」をベースとして爆発反応装甲を装備した「T-90MS」の車体上部レイアウトを再現、爆発反応装甲の各パネルラインや雑具箱のプレスラインなどをメリハリのあるモールドで再現しています

●車体上部は、フェンダーを含んで一体成型となったパーツで再現
 ・ 「爆発反応装甲」は、一体成型のパーツで再現
 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます
 ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツで再現、「ペリスコープガード」は別パーツ化しています
 ・ エンジングリルの異物混入防止ネットを再現したエッチングパーツが付属
 ・ 「前部フェンダー」の「跳ね上げフレーム」は左右それぞれ2パーツに分割して再現
 ・ 「マッドフラップ」の固定プレートはエッチングパーツで再現
 ・ 「車幅灯」などを別パーツ化しています
 ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラスチック製パーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーを使用して作製します

●前照灯は、2011年時における円形タイプと、2012年における角形タイプの2種をセット、選択して使用します
 ・ 両タイプ共に前後に分割したパーツで再現、前部はクリアパーツで再現しています
 ・ 円形タイプ用の「ライトガード」は一体成型のパーツで再現、カバーはエッチングパーツで再現しています

●装甲スカートは一体成型のパーツで再現
 ・ 装甲スカート後部の「スラットアーマー」は一体成型のパーツで再現、フレームは薄く成型しています

T-90MS 主力戦車の商品画像

【 車体下部 】
●「T-72」譲りの複雑な形状をした車体下部を再現、履帯は連結可動式となっています

●車体下部はバスタブ状となった一体成型のパーツで再現、前後パネルは別パーツとなっています
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化、トーションバー部分を一体成型化しており、「ショックアブソーバー」のパーツに焼き止めで取り付けることにより、「サスペンションアーム」を可動させることができます
 ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は表・裏に分割したパーツで再現、ポリキャップを内臓し回転させることができます

【 履 帯 】
●履帯は、履帯ピン部分が滑り止めとなる「T-90」用のダブルピン履帯を再現しています
 ・ 履帯は、履板1枚ずつに分割したプラスチック製の連結可動式履帯となっています
 ・ 各履板は、履板本体とセンターガイド、左右のコネクターに分割して再現、コネクターを履板本体に一体成型化している履帯ピンに差し込むことで各履板を繋いで行きます


●前照灯のガラス部、各ペリスコープ、各サイトのガラス部などを再現したクリアパーツが付属
●エンジングリルの異物混入防止ネット、砲塔バスケットのメッシュ、ライトガードのカバーなどを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「T-90MS 主力戦車」の塗装 】
●「T-90MS 主力戦車」のマーキングとして、ロシア軍仕様となる2種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マークを再現したデカールが付属しています


【 「T-90MS 主力戦車」のパッケージ内容 】


 ・ T-90MS 主力戦車 ×1
 ・ 金属製パーツ ×10
 ・ 金属製ワイヤー ×1
 ・ エッチングシート ×2
 ・ デカールシート ×1
 ・ シールシート (ランナーの記号表示用) ×1
 ・ 組立て説明書 ×1
 ・ カラー塗装図 ×1


●2016年 完全新金型 (「BMPT-72 ターミネーター2 戦車支援戦闘車」と同時発売)



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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