IBG ストリッツヴァグン M/40L スウェーデン軽戦車 1/72 AFVモデル 72036 プラモデル

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ストリッツヴァグン M/40L スウェーデン軽戦車

販売価格

2,860円 2,574円(税込)

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「ストリッツヴァグン M/40L スウェーデン軽戦車 (プラモデル) (IBG 1/72 AFVモデル  No.72036 )」です


●第2次世界大戦時におけるスウェーデン軍の軽戦車「Strv. m/40L」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「ランズベルク L-60」シリーズの発展型としてスウェーデン軍初の本格量産戦車となった軽戦車「Strv. m/40L」を再現、トーションバーに大型転輪という近代的な足周りと、同軸機銃を並列に装備した、独特のフォルムを再現した内容となっています

●IBG社製「トルディ 1 ハンガリー軽戦車」をベースに、「Strv. m/40L」を再現するため、砲塔及び車体などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです

【 「ストリッツヴァグン M/40L スウェーデン軽戦車」のキット概要 】


●車載工具類を別パーツ化してディテール再現を追及しながらも、過度なパーツの細分化を避け、エッチングパーツも極力抑えた内容
●東欧メーカーのイメージを払拭するような、繊細かつシャープなモールドとカッチリとした造形
●各乗員ハッチは開閉状態を選択可能
●サスペンションアームは個別にパーツ化
●マッドフラップなどを再現したエッチングパーツが付属
●履帯は、「ランズベルク L-60」用のシングルピン履帯、プラスチック製の一部連結式
●塗装例はドミニカ内戦時1種、スウェーデン軍の国籍マークなどを再現したデカールが付属

【 「軽戦車 Strv. m/40L」について 】


●近代のスウェーデンは中立国としての立場を貫いていますが、中立国であるためには軍事的脅威に対しても自国のみで対処せねばならず、強力な軍隊を持った軍事大国という一面も持っています

●また、第1次世界大戦後は、「ヴェルサイユ条約」の規制から逃れるためにドイツの優秀な兵器技術が流入、これによりスウェーデンは兵器開発が活性化、優れた兵器を次々と生み出し、これらの兵器を中小国を中心とした世界各国が積極的に導入しました

●スウェーデンの兵器メーカー「ランズベルク」社は、1920年代中頃より戦車の開発を開始し、1931年には軽戦車「ランズベルク L-10」、そして1934年には軽戦車「ランズベルク L-60」を開発します

●この「ランズベルク L-60」は、当時の最新の懸架装置であるトーションバーサスペンションを採用、大型転輪との組み合わせにより、高い機動性を有していました
●また、当時としては珍しく外装式防盾も採り入れており、「ランズベルク L-60」は世界の注目を浴びる存在となり、その後の各国の戦車開発に大きな影響を与えています

●しかし、この先進的な「ランズベルク L-60」は自国スウェーデン軍には採用されぬまま、「ランズベルク」社は自社開発を続け、「ランズベルク L-60A」「ランズベルク L-60B」といった改良型、そして37mm砲を搭載した「ランズベルク L-60C」に至り、ようやくスウェーデン軍に「Strv. m/38」として制式採用されます

●ただ、スウェーデン軍は戦車に対しては一貫して慎重な姿勢を取り続けており、この「Strv. m/38」も16両しか生産されず、「Strv. m/38」以前の制式戦車も数両ずつの生産にとどまり、他国の軍隊と比べると戦車戦力は大きく劣っていました

●もっとも、このようなスウェーデン軍の戦車に対する姿勢は、第2次世界大戦が開戦すると大きく揺らぎ、「Strv. m/38」の改良は急遽進められ、1939年には同軸機銃を連装とした「Strv. m/39」が登場、そしてこの「Strv. m/39」をベースに駆動系を改良したタイプとして登場したのが「Strv. m/40L」です
●この「Strv. m/40L」は、スウェーデン軍初の本格量産型として100両程度を生産、部隊へと配備が行われました
 ・ 「Strv. m/40L」の「L」は「ランズベルク」社の生産車両を意味しており、その後に登場した後期型の「Strv. m/40K」は、「Karlstads Mekaniska Werkstad」社の生産車両となります

●「Strv. m/40L」はスウェーデン軍の主力戦車として運用されましたが、大戦時の戦車の発展ペースは凄まじく、大戦中期になると性能的に旧式化してしまい、スウェーデン軍は車格の関係から発展性に乏しい軽戦車「ランズベルク L-60」シリーズに見切りをつけ、戦車の調達を他国に頼るようになります

●このため、「Strv. m/40L」の一部の車両はドミニカ共和国へと売却、同国では長きに渡ってこの「Strv. m/40L」を第一線で運用したのです


【 「ストリッツヴァグン M/40L スウェーデン軽戦車」のキット内容について 】


●このスウェーデン軍の軽戦車「Strv. m/40L」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●東欧系メーカーと思えない繊細ながらシャープな彫刻と、成型の薄さ、そしてエッチングパーツを極力抑えたパーツ構成により、「Strv. m/40L」のフォルムとディテールを再現しています
 ・ ミニスケールとしてはスタンダードなパーツ構成ながら、車載工具類などを別パーツ化、コレクション性とディテール再現とを両立した内容となっています


●「Strv. m/40L」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●右側に大きくはみ出すように連装の同軸機銃を装備した「Strv. m/40L」の砲塔形状を再現、スライド金型を使用して側面のハッチ、視察口などを繊細なモールドで再現しています

●「ボフォース 37mm戦車砲」の砲身は一体成型のパーツで再現しています
 ・ 主砲の「防盾」は一体成型のパーツで再現
 ・ 同軸機銃は1丁ずつ個別にパーツ化、基部には各防盾を一体成型化しています

●砲塔は上下に分割したパーツ構成
 ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます

【 車体上部 】
●後方に向かって絞った形状となる「Strv. m/40L」の車体上部レイアウトを再現、エンジングリルやパネルラインなどを繊細なモールドで再現しています

●車体上部は、フェンダーを含めた一体成型のパーツで再現しています
 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 「前照灯」は、カバーが付いた状態で左右それぞれ一体成型のパーツで再現
 ・ 前部の「ガード」も一体成型のパーツで再現
 ・ 後部の「雑具箱」は上下に分割したパーツで再現
・ 後部の「マッドフラップ」はエッチングパーツにて再現
 ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています

【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化しています
 ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現
 ・ 「排気管」はそれぞれ一体成型のパーツで再現しています

【 履 帯 】
●履帯は、裏側のガイドが1枚となる「ランズベルク L-60」用のシングルピン履帯を再現しています
 ・ 履帯は、一部連結式となっています
 ・ 履帯上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したプラスチック製のパーツで構成しています

●後部のマッドフラップなどを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「Strv. m/40L」の塗装とマーキング 】
●「Strv. m/40L」のマーキングとして、1種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ドミニカ内戦時 / 1965年

●説明書の塗装例に基づく、パーソナルネーム、スウェーデン軍の国籍マーク、車両番号などを再現したデカールが付属しています


【 「ストリッツヴァグン M/40L スウェーデン軽戦車」のパッケージ内容 】


 ・ 軽戦車 Strv. m/40L ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2016年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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