IBG トルディ 2a ハンガリー軽戦車 1/72 AFVモデル 72029 プラモデル

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トルディ 2a ハンガリー軽戦車

販売価格

2,750円 2,475円(税込)

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「トルディ 2a ハンガリー軽戦車 (プラモデル) (IBG 1/72 AFVモデル  No.72029 )」です


●第2次世界大戦時におけるハンガリー軍の軽戦車「トルディ 2a」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「トルディ 1」及び「トルディ 2」の火力向上型、主砲を従来の「20mm機関砲」から「40mm戦車砲」へと換装した軽戦車「トルディ 2a」を再現、外装式の防盾や大型転輪を採用した足周りなど、スウェーデン製の軽戦車「ランズベルク L-60」を始祖とした、独特のフォルムを再現した内容となっています

●IBG社製「トルディ 2 ハンガリー軽戦車」をベースに、「トルディ 2a」を再現するため、デカールを変更したバリエーションキットです
 ・ 「トルディ 2a」用の砲身や防盾などは、ベースキットの「トルディ 2 ハンガリー軽戦車」にも含まれています

【 「トルディ 2a 軽戦車」について 】


●「戦車」が誕生してから現在に至るまでの間、「戦車」を国産化できる国は少なく、第2次世界大戦前のヨーロッパで国産戦車を生産できたのは、列強諸国を除くと、「チェコスロバキア」と「スウェーデン」の2国のみでした

●第1次世界大戦で敗戦国となった「オーストリア・ハンガリー帝国」は、各地方ごとに独立した国家へと分裂、その一国の「ハンガリー」はドイツと同様に「ベルサイユ条約」によって戦車の保有を禁じられていました

●1930年代後半、ヨーロッパで戦争への機運が高まり始めると「ハンガリー」は軍備の拡張を始めます

●「ベルサイユ条約」による制限下、「ハンガリー」は独自の生産基盤を有していなかったため、ドイツから「1号戦車A型」、イタリアから軽戦車「L3 タンケッテ」、スウェーデンから「ランズベルク L-60」を購入し、戦車の研究と部隊運用のテストを行います

●1938年、ハンガリーは「ランズベルク L-60」のライセンス生産権を獲得、これを基に「ランズベルク L-60」をベースとした国産戦車「トルディ 1」を開発、制式採用します
 ・「トルディ 1」は、主砲を国内でライセンス生産していた「ソロータン 20mm機関砲 (20mm戦車砲 36M)」へと変更しています
 ・ 足周りには、当時の最新懸架装置である「トーションバーサスペンション」を採用、155馬力のエンジンを搭載し、良好な機動性能を有していました
 ・ ただし、装甲は最大で「13mm」厚しかなく、小火器の射撃に耐えうる程度の防御力しかありませんでした

●この「トルディ 1」は、エンジンなどをまだ輸入品で補っていましたが、全ての部位を国産化したタイプとして誕生したのが「トルディ 2」です
●「トルディ 1」と「トルディ 2」は、合計190両を生産、ハンガリー軍の貴重な機甲戦力として「独ソ戦」初期において活躍します

●しかし、「独ソ戦」中期以降になると、「20mm機関砲」装備で、貧弱な装甲の「トルディ 1」と「トルディ 2」は、有力な機甲戦力を保有するソ連軍に対して苦戦を強いられるようになります

●このため、ハンガリー軍は既存の「トルディ 1」と「トルディ 2」の主砲を「51口径 40mm戦車砲 42M」へと換装することを決定、このタイプは「トルディ 2a」と呼ばれ、「トルディ 1」「トルディ 2」を改修することで1943年から80両が生産されました

●この「トルディ 2a」は、従来の「トルディ 1」「トルディ 2」よりも火力を大きく向上させましたが、「トルディ 2a」が戦線へと登場した1943年以降になると装甲の薄い軽戦車が活躍できる機会は少なく、以後は中戦車「トゥラーン」、突撃砲「ズリーニィ」、そしてドイツからの供与車両がハンガリー軍の機甲戦力の中核となったのです


【 「トルディ 2a ハンガリー軽戦車」のキット内容について 】


●このハンガリー軍の軽戦車「トルディ 2a」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●東欧系メーカーと思えない繊細ながらシャープな彫刻と、スケール感を反映して薄く成型されたパーツ、そしてエッチングに頼らないパーツ構成で、「トルディ 2a」のフォルムとディテールを再現しています
 ・ ミニスケールとしてはスタンダードなパーツ構成ながら、車載工具類などを別パーツ化、コレクション性とディテール再現とを両立した内容となっています


●「トルディ 2a」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●防盾部分を前に突き出した「トルディ 2a」の砲塔形状を再現、スライド金型を使用して側面のハッチ、視察ハッチなどを繊細なモールドで再現しています

●「51口径 40mm戦車砲 42M」の砲身は一体成型のパーツで再現しています
 ・ 「防盾」も一体成型のパーツで再現、「同軸機銃」は別パーツ化しています

●砲塔は上下に分割したパーツ構成
 ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 後部の「雑具箱」は上下に分割したパーツで再現

【 車体上部 】
●後方に向かって絞った形状の「トルディ 2a」の車体上部レイアウトを再現、エンジングリルや給油口などのディテールを繊細なモールドで再現しています

●車体上部は、フェンダーを含めた一体成型のパーツで再現しています
 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ フェンダーの「前照灯」は、ガードが付いた状態でそれぞれ一体成型のパーツで再現
 ・ 前部の「ガード」も一体成型のパーツで再現
 ・ 後部の「雑具箱」は上下に分割したパーツで再現
 ・ 「車載工具」類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています

【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化しています
 ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現
 ・ 「排気管」は各1パーツで構成しています

【 履 帯 】
●履帯は、裏側のガイドが1枚となる「トルディ」用のシングルピン履帯を再現しています
 ・ 履帯は、一部連結式となっています
 ・ 履帯上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成しています


【 「トルディ 2a 軽戦車」の塗装とマーキング 】
●「トルディ 2a 軽戦車」のマーキングとして、ハンガリー軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第3戦車大隊所属車両
 
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています


【 「トルディ 2a ハンガリー軽戦車」のパッケージ内容 】


 ・ トルディ 2a 軽戦車 ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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