タイヤカラー
「タイヤカラー (塗料) (モデルカステン モデルカステンカラー No.C-010 )」です
●装輪式装甲車やトラック、カーモデルのタイヤなどに使われているゴムの色を再現したカラー
●ハードなウェザリングワークにも耐えうるよう、塗装後の塗膜が強い「ラッカー系塗料」となっています
【 「タイヤカラー」について 】
●装輪式装甲車やソフトスキン車両、トラックや自動車、そして航空機の脚などには必ずゴムタイヤを装着しています
●このゴムタイヤには多少の成分の違いはあるものの基本的には同一素材であり、一見するとブラックに近い色に見えます
●ただ、このゴムタイヤの色は「真っ黒」ではなく、良く見ると若干グレー寄りの色になっていることに気づくでしょう
●「カー用品店で発売しているタイヤはブラックでは?」という意見もあるでしょうが、これはワックスを塗った状態であり、真のゴムタイヤの色という訳ではありません
●また、模型を塗装する際、スケールエフェクトという要素が影響し、スケールが小さなもの程、明度を高くした方がよりリアルに感じるものです
●ゴムタイヤの部分を「フラットブラック」に塗った場合、「何だかしっくりこない」「ゴムタイヤの部分が主張が強い」と感じることはありませんか?
(もっとも、実際のゴムタイヤに沿った色やスケールに沿って明度を上げた色を調色することは、とても面倒で、下手をするとグレー過ぎてゴムタイヤの実感を損なう場合もあります)
●「モデルカステン(アートボックス)」では、独自の取材と資料に基づいて調色を重ね、このゴムタイヤの色を再現
●若干グレー寄りのブラックで調色したこの「タイヤカラー」はゴムタイヤ独特の色を再現しており、そのまま塗るだけで雰囲気あるゴムタイヤを再現することができます
・ ただし、この「タイヤカラー」をそのまま塗った場合は新車に近い状態となりますので、AFVモデルなどでは状況に応じて随時ウェザリングを行うとより良くなることでしょう
●これまで、様々なカラーを混色してタイヤを塗っていたユーザーや、ブラックでの塗装に疑問を持っていたユーザーなど、ジャンルを問わずゴムタイヤの色として「モデルカステン(アートボックス)」が提案する塗料です
【 「タイヤカラー」の塗料の性質について 】
●「タイヤカラー」は、ガイアカラーベースのラッカー系塗料(溶剤系アクリル樹脂塗料)です
●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができ、塗膜硬度が高いのが特徴です
●また、エアブラシによる吹き付け塗装の際には、溶剤が空気中で蒸発してくれるため、塗料粒子のみが対象にのり、調合されたカラーどおりの鮮やかな発色をさせることが可能です
●塗料の希釈(薄め)・洗浄には、溶剤として「シンナー(ガイアカラー 薄め液)」を使用しますので、「水性アクリル塗料」や「エナメル塗料」よりも乾燥時間が早いのが特徴です
●「タイヤカラー」は「ガイアカラー」「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー スプレー」などと同じ性質の「ラッカー系塗料」となります
・ 「タイヤカラー」と「ガイアカラー」との混色はもちろん、「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー色の素」「ガンダムカラー 単色」「ガンダムカラー (BOX)」の専用色セットなどのラッカー系塗料と互換性がありますので、共に混色したり、ないカラーを補完したりすることができます
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「ガイアカラー うすめ液」などの溶剤を「1~2」
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「ガイアカラー うすめ液」などの溶剤を「0.5~1」
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用することをおすすめします
・ 希釈濃度はひとつの目安ですので、気温・湿度だけでなく、塗りやすさ、発色の好みがございますので、各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい
●「タイヤカラー」はつや消し仕上げです
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整した専用の「シンナー」をご利用下さい
・ Mr.カラー シンナー
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-04 ツールウォッシュ)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ タミヤ ラッカー溶剤
など
【 「タイヤカラー」の仕様について 】
●内容量 : 50ml
●塗り面積 : 0.8平方メートル (3回塗り/1本あたり)
●用途 : プラモデル、各種模型、工作ほか
●適応素材 : スチロール樹脂、ABS、アクリル、塩化ビニール樹脂、木、紙、ゴム、粘土、石膏
●品名 : 合成樹脂塗料
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、有機溶剤、顔料
●第4種第1石油類 (火気厳禁)
●ご利用の前には容器に記載している取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい