タミヤ アメリカ M60A1 戦車 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 25166 プラモデル

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アメリカ M60A1 戦車

販売価格

3,080円 2,772円(税込)

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「アメリカ M60A1 戦車 (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.25166 )」です


●1960年代から1970年代におけるアメリカ軍の主力戦車「M60A1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●米ソ冷戦の時代に登場した戦後第2世代戦車となるアメリカ軍の主力戦車「M60A1」を再現、「M48」の血を引き継ぎながらも避弾経始を重視した先鋭的な砲塔を持つ、当時最新鋭を誇ったフォルムを表現した内容となっています

【 「M60A1戦車」について 】


●第2次世界大戦末期に登場したアメリカ軍の重戦車「M26」は、最大装甲100mmを超える防御力と、重戦車ながら中戦車と同等な機動性性能を有していたため、火力、防御力、機動力のバランスが取れた汎用戦車として戦後も使用されました

●「M26」は、朝鮮戦争時において北朝鮮軍の主力戦車である「T-34/85」をその性能で圧倒、しかし、重量とエンジン出力の比率が「M4A3E8」よりも低く、山間部の多い場所での運用では支障が発生することとなります

●これを受けて、エンジンを中心に改良が施された「M46」が登場、続いて「M46」の車体をベースとして砲塔を新型へと変更した「M47」が登場します
●「M47」は、アメリカ陸軍での本命的な主力戦車として期待されましたが、装備するステレオ式レンジファインダーが主砲発砲時の振動で狂いが生じるなどにより短命に終わり、1952年には砲塔と車体を一新した「M48」の開発、生産が始まります

●この時代のアメリカ・ソビエト連邦の東西冷戦構造は過当な性能競走を生み、この「M48」の配備が進む頃、ソ連軍では「T-54/55」の拡大版である「115mm滑空砲」を搭載した「T-62」を開発します
●「M48」は、「M26」から続いていた「90mm戦車砲」を搭載していましたが、主砲の口径だけを評価すると「T-62」に対して不利なのは明らかであり、「105mm戦車砲」を搭載する新型車体の「M60」の開発が急ピッチで進められました
 ・ 実際には攻撃力を主砲の口径だけで判断することはできず、照準器や射撃指揮装置などの精度からの要因も大きく、中東戦争においてはそのような光学機器の性能が劣る「T-62」は、「M48」などを装備するイスラエル戦車部隊により大きな損害を受けています

●この「M60」は戦力化を急ぐあまり、砲塔は「M48」とほぼ同型のタイプを搭載していましたが、この砲塔は基本的に「90mm戦車砲」用であるため、砲塔容積を広くして、避弾経始を重視した先鋭的なデザインを持つ新型砲塔へと変更した「M60A1」が1962年に登場します

●この「M60A1」は、戦後第1世代戦車である「M48」から進化したことにより、戦後第2世代戦車として1から設計されたイギリスの「チーフテン」やフランスの「AMX-30」、そして西ドイツの「レオパルド 1」の後期シリーズと比べて、シルエットの高さや銃塔の運用方法などの問題点を抱えていたものの、改良を積み重ねたことにより信頼性の高さと、余裕のある設計により将来への発展性を持ち合わせていました
 ・ 「M60A1」自体は戦後第2世代戦車と定義されています

●「M60A1」は、東西冷戦の最前線となる西ドイツの駐留部隊から順次配備が行われ、量産化により1960年代末頃には名実共にアメリカ軍の戦車部隊の主力となります

●「M60」シリーズは、途中に「152mmガンランチャー」を装備する「M60A2」が登場するもミサイル併用システムの弊害から「M60A1」が基本形となって運用が続けられ、1970年代前半には近代改修型である「M60A1 RISE」、そして1970年代後半には「M60A1」をベースに射撃指揮装置などを変更した「M60A3」へと発展して行きました
●この「M60A1」及び「M60A3」は、1990年代までという永きに渡ってアメリカ軍の主力戦車として用いられ、1991年の湾岸戦争にも参加(アメリカ海兵隊)、アメリカ戦車史にその名を残す名戦車として現在においてもアメリカの友好国を中心に運用が継続されています

アメリカ陸軍 M60A1戦車の商品画像

【 「アメリカ陸軍 M60A1戦車」のキット内容について 】


●この現用アメリカ軍の主力戦車「M60A1」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●キットは、1970年に製品化されたものですが、タミヤらしくツボをしっかりと押さえた名作キットで、複雑な基本のフォルムはもちろんのこと、細部のモールドはシャープで、冷戦時代においてアメリカ軍の新鋭戦車として配備され、現代とは異なる派手なマーキングが施された「M60A1」の最も華やかだった頃の姿が模型として活き活きと伝わる内容となっています

●発売年は古いキットながら、金型管理に最新の注意を払っており、復刻版キットに有りがちなヒケや、金型に傷みによるパーツの荒れも見られず、砲塔表面部の円滑なライン、砲塔バスケットや手摺りの繊細さ、フェンダーと車体との質感の違い、そしてタミヤらしい強弱を付けたモールドやエンジングリル部のシャープな彫刻など現在においても充分に通用するキットです

●キットは、タミヤ1/35スケール旧「M60A1 シャイアン」の再販キットですが、履帯パーツは金型自体は同じものの、接着及び塗装が可能な素材へと変更されています


●「M60A1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、先鋭的な「M60A1」の砲塔形状をパーツ数を抑えて再現、防盾は防塵カバーが付いていない状態が表現されています

●「105mm戦車砲M68」の砲身は左右分割のパーツで再現
 ・ 防盾は1パーツで構成され、フックは別パーツとなります
 ・ 防盾は防塵カバーが付いていない状態を再現
 ・ 大型の赤外線ライトは6パーツに分割したパーツで再現(前面のガラス部分はパーツ化されていません)
 ・ 防盾は、完成後も上下可動式とすることができます

●砲塔は上下分割式のパーツで再現
 ・ 装填手ハッチは別パーツ化され、開閉状態を選択できます
 ・ 後部のベンチレーター、ジェリカンラック、側面のレンジファインダーなども別パーツ化して再現しています
 ・ 砲塔バスケットは、1本ずつがパーツ化された横方向のフレームと、縦方向のステーとを組み合わせて組み立てます

●銃搭は上下分割のパーツで構成、機銃部分を挟み込んで接着します
 ・ 機銃は上下に可動することができます
 ・ 車長ハッチは別パーツで、砲塔パーツに差し込んで開閉可動することができます

【 車体上部 】
●車体上部は、パーツ数を抑えて再現、車体本体とフェンダーとの質感の違いが表現され、エンジングリルのスリットがシャープな彫刻で再現されています

●車体上部は、フェンダー部分も含めた一体成型のパーツで再現
 ・ フェンダー上の雑具箱の蓋は別パーツ化されています
 ・ 操縦手用のペリスコープは、中央部が開いている状態、左右の部分は蓋が閉じられている状態となっています
 ・ 操縦手ハッチは車体裏側に装着するパーツにより可動させることができます

【 車体下部 】
●船底形の車体下部は、バスタブ状の一体成型のパーツで再現、側面上部と後部パネルは別パーツとなっています
 ・ 操縦席部分の床、座席、タンクなどが別パーツで再現されています
 ・ 後部パネルは、点検ハッチが一体成型され、牽引装置は別パーツとなっています
 ・ サスペンションアーム、ダンパー、ショックアブソーバーは別パーツで再現
 ・ 下部転輪、誘導輪はポリ製のハブキャップパーツにより可動します
 ・ 起動輪は内蔵させるポリキャップにより回転します

【 履 帯 】
●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式となっています


【 フィギュア 】
●車長のフィギュアが1体付属しています
 ・ フィギュアは、ハッチから上半身を出して両手をハッチ部分に置いているポーズです
 ・ 服装は、「野戦服」の上にボディアーマーを着用、戦車ヘルメットを被った姿となります
 ・ フィギュアは、胴体、両腕のパーツ構成です


【 塗装とマーキング 】
●「M60A1」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第3機甲師団所属車両
 ・ 独立第194機甲旅団所属車両

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、部隊表記、重量表示、車台番号などを再現したデカールが付属しています
 

●スポット再生産



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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