タミヤ フィンランド軍 突撃砲 BT-42 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 318 プラモデル

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フィンランド軍 突撃砲 BT-42

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4,180円 3,762円(税込)

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「フィンランド軍 突撃砲 BT-42 (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.318 )」です


●「フィンランド軍 突撃砲 BT-42」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●第2次世界大戦時におけるフィンランド軍の突撃砲「BT-42」を再現、「BT-7」の小さな車体に、大口径「114mm砲」と大型の砲塔を搭載、「ミニKV-2」とも形容されるその特殊なフォルムが再現されたキットです

【 「BT-42 突撃砲」について 】


●第2次世界大戦は、ドイツが隣国ポーランドに侵略することで開戦となりましたが、ソ連はドイツとの秘密協定によりポーランドの東半分を分割占領、当時のソ連は西側連合軍と異なり独自路線を進んでいました

●ソ連は、元々領土を拡大するという方針を持っており、次にその矛先はフィンランドに向けられたのです

●フィンランドは、大国の歴史に翻弄され、帝政ロシアの一部として組み込まれていましたが、元来は独立国であり、ロシア人とは異なる民族で、独自の文化を持ち、従来から独立の気運は在ったものの、大国ロシアの前では果たしようがありませんでした
●ところが、1917年ロシア革命が発生、その混乱に乗じて同年に念願であった独立を果たします
●ロシア革命の混乱が収まり、ソ連邦として安定し始めると、旧領土の回復を狙い、ソ連はフィンランドに対して、内政干渉とも思える様々な要求を突きつけます

●前述の通り、ポーランド東側を占領したソ連は、フィンランドが受け入れられないような要求を提示、それが拒否されると1939年11月に軍事侵攻を始めます
●この戦争はフィンランド側から「冬戦争」と呼ばれ、フィンランド軍は自然の地形の利用や優れた戦術、冬季戦闘の強さなどによりソ連軍側に甚大の被害を与え、奮戦を続けました
●しかし、強大な兵力を持つソ連軍は力で押し切る形で戦線を突破してしまいます
●この時点で、フィンランドは全土がソ連に占領されるのを防ぐため、ソ連はこれまでの戦闘の損害の多さから、フィンランド側が領土の一部を割譲する条件で休戦となります

●1941年、独ソ戦が開始されると、フィンランドは枢軸国側として参戦、ドイツ軍の攻撃により守勢となったソ連軍に対し、攻撃を行い「冬戦争」で失った失地を回復します(フィンランド名「夏戦争」)
●ドイツ軍は、旧国境線を越えてソ連領に侵攻することを求め、フィンランドは協議の上、それに従って侵攻を開始しました(フィンランド名「継続戦争」)

●一方、フィンランド自体は小国であり、兵器を生産する工業力は弱小で、重火器類は主に各国からの輸入に頼っていました
●特に「冬戦争」においては、ソ連軍の侵略戦争という認識が世界中にあったために、各国から武器の供与を受けています
 ・ この侵略戦争というイメージは強かったようで、イギリスやフランスなどではソ連に宣戦布告をすることが真剣に検討されるほどでした
●しかし、最も武器の供給源となったのが皮肉にもソ連軍で、「冬戦争」において多数の火器、火砲、車輌、そして戦車などを捕獲したフィンランド軍は、自軍の兵器として装備し、「夏戦争」以降に有効に利用されました

●「継続戦争」が開始されて間もない1942年初め、フィンランド軍は突撃砲大隊の編成を行い、その装備車両としての突撃砲の開発を行ないます
●しかし、前述のようにフィンランドには戦車類を開発する能力はなく、捕獲したソ連軍の「BT-7」を改造する方法で行なわれました
●この改造にあたっては、車体は「BT-7」をほぼ無改造で使用し、砲塔部は「BT-7」の部品を利用しながら新造されています
●搭載された砲は、「冬戦争」時においてイギリス軍から供与された「114mm榴弾砲 Mk.2」が使用され、対戦車戦闘用として対戦車榴弾も用意されました
 ・ この砲は1908年に採用された旧式砲であり、分離装薬式で速射性能に欠けているのが欠点でした
●この突撃砲は「BT-42」という名称が与えられ、1942年春から改造が開始、1943年中までに18両が生産されています

●この「BT-42」は、1943年5月に初めて実戦に参加、当時は戦線が膠着状態であり、対陣地戦闘における火力支援に活躍しました
●しかし、主砲である「114mm榴弾砲 Mk.2」の速射能力、初速の遅さによる曲射弾道、そして砲塔旋回の遅さなどから対戦車戦闘には不向きと評価され、突撃砲大隊の装備車両はドイツから「3号突撃砲」を輸入することに決定、「BT-42」は独立戦車中隊に配備変更されています

●1944年6月、ソ連軍は来るべきドイツ軍への大攻勢に向けて、北方の脅威を取り払おうとフィンランド方面に大攻勢を開始します
 ・ この攻勢には、大量のソ連軍兵力が集中され、一気にフィンランドを占領し、同国を枢軸同盟から離脱させることを目的としていました
●ソ連の攻勢は熾烈で、各戦線は突破され、フィンランド南方の拠点都市「ヴィープリ」にソ連軍が迫り、「BT-42」を装備した独立戦車中隊に出撃命令が下されます
●この時期、ソ連軍は強力な重戦車「JS-2」や「T-34/85」などが装備され始めており、このような強力なソ連戦車に対峙しなくてなりませんでした

●「ヴィープリ」市内において「BT-42」は、ソ連戦車と激しい戦闘を行いますが、搭載する「114mm榴弾砲 Mk.2」は能力不足であり、撃破される車輌が続出、この戦闘において5両が撃破、3輌が故障により失われてしまいます
●その後、対戦車戦闘は難しいと判断され、1944年7月に独立戦車中隊は解隊、残された10両の「BT-42」は、戦闘に投入されることは有りませんでした

●フィンランド軍は一連の戦闘において粘り強い抵抗を繰り返し、ソ連軍に対してかなりの損害を与えましたが、兵力差は如何ともし難い状況となっていました
●逆にソ連側は、ドイツ軍への攻勢のために兵力をこれ以上消耗することは賢明とは言えず、1944年両国は休戦条約を締結、フィンランドは領土の一部がソ連に割譲されましたが、東ヨーロッパ諸国のように共産化されることは無く、独立を守り抜いたのでした

●一方、残った10両の「BT-42」は休戦後も使用が続けられ、1950年代においても軍に在籍していました

フィンランド軍 突撃砲 BT-42の商品画像

【 「フィンランド軍 突撃砲 BT-42」 プラモデルの内容について 】


●このフィンランド軍において改装された突撃砲「BT-42」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●楔形の車体前面、角形の前部フェンダー、そして特徴的な大型砲塔など「BT-42」の独特な姿が再現されたキットです

●キットは、タミヤがMMシリーズで培ってきた技術の粋を結集した内容となっており、小型ながら複雑な形状を持つ「BT-42」を表現力豊かに再現、シャープ且つ繊細なモールド、細やかなディテール表現、考え抜かれたパーツ構成、そしてその根底となる組み易さの追求と、タミヤが目指す模型の「作る楽しさ」、「凝縮された密度感」を味わうことができることでしょう

●「ソビエト戦車 BT-7 1935年型」のバリエーションキットで、「BT-42」仕様として砲塔、前部フェンダー、雑具箱などの新規パーツを追加したものです
 ・ また、履帯は、新たに「BT-7」後期型のタイプが付属しています

●「114mm榴弾砲Mk.2」の砲身は左右分割式となっています
 ・ 砲身先端部は別パーツで、スライド式金型により内側が斜めにカットされている独特の砲口部形状が再現されており、側部のマズルブレーキの穴がモールドされています
 ・ 砲身パーツには砲尾も一体成型で再現
 ・ 砲身は基部に装着するポリキャップにより上下可動します

●防盾は、左右分割された砲の揺架の防御部と本体部分、そしてエッチングパーツによる本体の側面部とで構成されています

●「BT-42」の砲塔は、垂直面は左右分割式で、これに天板、砲塔下部を取り付ける構成となっています
 ・ 砲塔前部の突出部は、3分割式のパーツ構成です
 ・ 照準器カバーは2種類付属しており、選択して使用します
 ・ 視察ハッチは別パーツとなっています
 ・ 砲塔上部のハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 観音開き式の後部ハッチは別パーツで、裏側のディテールも再現され、開閉状態を選択して作製できます
 ・ 砲塔前部の特徴的な尖頭リベットは別パーツとなっており、砲塔裏側から3連式に一体モールドされたパーツを差し込む方式で、組み易さが考慮されています

●砲塔内部が一部再現されており、後方のハッチを開いて、その構造を楽しむことができます
 ・ 砲塔内側の視察口部分がモールドで再現、一部は別パーツとなっています
 ・ 主砲の砲尾部分も再現されています

●「BT-42」の車体は各車体構成パーツを貼り合せる箱組みの方式です
 ・ パーツ同士の「合い」は良好、箱組みの際のガイドとなる補強パーツもセットされているので、ストレスなく組立てることができます

●車体側面は実車同様に2重構造を表現、前面の傾斜装甲板も別パーツ化されています
 ・ 側面パネル内側から伸びるサスペンションアーム、起動輪、誘導輪など、足回りの部分は立体感あふれる状態を再現しています
 ・ サスペンションはアーム部分の突起を切り取ることで、サスペンションの上下方向の動きを再現することも可能、ジオラマの地面に合わせて動きの有るシーンも表現できます(突起の切取りの前には充分な仮組みをした上、確認して下さい)
 ・ 各転輪はポリキャップによる接合方式、完成後も可動させることができます
フィンランド軍 突撃砲 BT-42の商品画像
●履帯は、プラパーツによる接着連結式で、上下の直線部分は繋がった状態、前後の曲線部分は1枚ずつが分割されたパーツとなっています
 ・ 「BT-7」後期(1937年型)に見られたプレス式履帯を再現、センターガイド表側に凹みが在る独特の形状が表現されています

●操縦手ハッチ上部は開閉選択式、操縦手席も再現されています
 ・ 操縦手用ハッチ裏側のビジョンブロックはクリアーパーツで再現されています

●曲面で構成されるエンジンルーバーカバーはエッチングパーツが用意され、簡単に曲げ加工できる治具もセットされています
 ・ そのエンジンルーバーの内部には車体側に整流板が一体成型、そしてマフラーの基部も用意されており、ルーバー越しにその存在が分かるようになっています

●ラジエター吸気口も、メッシュ状のエッチングパーツで再現、細かな実感を高めてくれます

●前部フェンダーは、角形のタイプが再現され、各パネルを貼り合せる方式となっています
 ・ フェンダー後部に設置されたバッテリーボックスは1パーツで構成されています
 ・ 右側のフェンダー中央部は、工具類を取り付けたタイプと、雑具箱を取り付けたタイプとを説明書の塗装例に基づいて選択できます

●前照灯は、管制カバーが取り付けられた状態を再現、カバーはその素材の薄さが表現されています

●リアパネルは2種類が用意され、再現する車輌によって選択して使用します

●操縦手用のビジョンブロックを再現するクリアーパーツが付属

●エンジングリルのルーバーカバー、ラジエター吸気口、防盾の一部などを再現するエッチングパーツが付属しています

フィンランド軍 突撃砲 BT-42の商品画像

●戦車兵(突撃砲兵)を再現した全身像のフィギュアが1体付属しています
 ・ 服装は、略帽を被り、革のジャケットを着用、乗馬ズボンにブーツ姿の指揮官クラスが表現されています
 ・ 片手をポケットに入れ、立って佇んでいるポーズとなっています
 ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、ベルトやバックル、ボタンなどシャープな彫刻が施されています
 ・ また、全体形のデッサンもしっかりと捉えられており、フィギュアとしての造形を楽しむことができるでしょう
 ・ 非常に汎用性の高いポーズであり、同キットだけではなく、同社「3号突撃砲 G型 「フィンランド軍」」の横に配置しても面白いでしょう


●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 独立戦車中隊 指揮官車両 R-717号車 (フィンランド・ヴィープリ / 1944年6月)
 ・ 突撃砲大隊 第2中隊 R-708号車 (フィンランド・スヴィル / 1943年夏)
 ・ 継続戦争後仕様 Ps.511-4号車 (~1951年)

フィンランド軍 突撃砲 BT-42の商品画像

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています

●組立説明書のほか、「BT-42」の解説をしたリーフレット、現存する実車のカラーのディテール写真が付属


●全長 : 157mm
●全幅 : 66.5mm

●2011年 一部新金型

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 「フィンランド軍 突撃砲 BT-42」
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4,180円 3,762円(税込)

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