ドラゴン M3A1 ハーフトラック (3in1) 1/35 '39-'45 Series 6332 プラモデル

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M3A1 ハーフトラック (3in1)

販売価格

7,480円 6,732円(税込)

購入数 SOLD OUT

「M3A1 ハーフトラック (3in1) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series  No.6332 )」です


●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の装甲兵員輸送車「M3A1 ハーフトラック」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●機甲師団隷下の機甲歩兵部隊の装備車両として活躍した「M3A1 ハーフトラック」を再現、シャッター式のフロントグリルと大型のバンパーを備えた、アメリカ車両らしい骨太なフォルムを再現した内容となっています

●本キットでは
 ・ 「M3 ハーフトラック」 : リングマウントと地雷用ラックを装備していない
 ・ 「M3A1 ハーフトラック」 : リングマウントと地雷用ラックを装備(ただし地雷用ラックは本来は「M3A2」の仕様)
 ・ 「M3A2 ハーフトラック」 : 側面に梯子、後部にラックを増設
 の3種の中から1種を選択して作製することができます

●さらに車体前部には
 ・ 超壕用のローラー
 ・ ウインチを装備した大型バンパー
 の装着を選択することができます

【 「M3A1 ハーフトラック (3in1)」のキット概要 】


●細分化したパーツ構成と、エッチング、クリアーパーツとを交えた構成によりディテール再現に重きを置いた内容
●ただし、履帯や起動輪などは一体成型を多用し、スマートキット版として一定の作りやすさを考慮
●「M3」「M3A1」「M3A2」とを選択できるコンバーチブルキット
●各ドアは開閉状態を選択可能
●フロントグリルの装甲シャッターはエッチングパーツで再現、閉じた状態とする場合には一体成型となったプラスチック製パーツを使用
●機銃やライフル、地雷などの豊富なアクセサリーが付属
●前照灯やフロントウィンドなどを再現したクリアパーツが付属
●フロントグリルの装甲シャッター、ワイパー、地雷のリング部などを再現したエッチングパーツが付属
●前輪はプラスチック製パーツ
●履帯は、ラバー製の「M3A1 ハーフトラック」用の履帯を再現、リング状となったプラスチック製パーツにより再現
●塗装例はアメリカ軍仕様を中心とした5種、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属
●ドライバーを再現したフィギュア1体が付属
●機銃やライフル、地雷などの豊富なアクセサリーが付属

【 「M3 ハーフトラック」について 】


●アメリカ軍は、第1次世界大戦中からハーフトラックに強い関心を持ち、1925年にはフランスから「シトロエン・ケグレス・ハーフトラック」を輸入、その後は同車を参考に「T1 ハーフトラック」をはじめとする様々なタイプの試作ハーフトラックを開発していました

●1939年になると、この「T1」とは別ラインで開発を進めていた装輪式の装甲車「M3 スカウトカー」とハーフトラックとを融合させた「T7 ハーフトラック」が誕生します
●この「T7 ハーフトラック」をベースとして、発展型として砲兵科向けに開発した「T14 ハーフトラック」が「M2 ハーフトラック」として制式化、続いて「T14 ハーフトラック」の兵員室を拡大した「T8 ハーフトラック」が「M3 ハーフトラック」として制式化されました

●「M2 ハーフトラック」は、騎兵科用の偵察車両もしくは砲兵科用の火砲牽引車として運用され、「M3 ハーフトラック」は機甲歩兵用の装甲兵員輸送車として運用が行われました

●「M3 ハーフトラック」の形態は、トラックの後輪を装軌式にして車体全体を装甲化したようなスタイルで、ドイツ軍のハーフトラックとは異なり前輪も駆動するのが特徴でした
●そのため、ドイツ軍のハーフトラックよりも機動力に優れ、最高速度は72km/hを発揮しました
●また、駆動系の構造を見ても明らかなように、「M3 ハーフトラック」は、ドイツ軍のハーフトラックよりもかなり低コストな車両で、車体後部などの開口部も広く設けられ、応用の効く利便性の高い車両という長所を持っています

●「M3 ハーフトラック」シリーズの最初のタイプである「M3」は、兵員室の前部に機銃を装備していました
●しかし、この「M3」の武装配置は兵員室のスペースを削ってしまうことから、改良型の「M3A1」では、助手席の上にリングマウントを搭載、ここに機関銃を装備し、必要に応じて兵員室の側面と後部に設けたマウントに予備の機銃を装備することもできました

●大戦後期、「M2」と「M3A1」とを融合させた「M3A2」が試作され、制式化もされましたが、結局量産されることはありませんでした
●もっとも、「M3A2」の試作で試された仕様変更は既存の「M3A1」にフィードバックされ、兵員室側面に梯子と地雷用のラック、車体後部には荷物用のラックを追加、リングマウントの装甲板も防御上の観点から後方へと延長されています

●「M3 ハーフトラック」シリーズは、初陣となったチュニジア戦では用兵上の誤りから多くの損害を出し、散々な評価を下されてしまいますが、アメリカ軍内での運用方法が確立されるに伴い評価も向上、機甲師団隷下の機甲歩兵用の車両として活躍し、特にノルマンディ戦以降のアメリカ軍の進撃には大きな働きを見せました

●「M3 ハーフトラック」シリーズは、同系列の車両としてドイツ軍の装甲兵員輸送車「Sd.kfz.251」と比較され、その単純な姿から欠点のみを評価される事も多いのですが、性能だけでなく利便性に優れ、生産コストや整備コストも低く、傑作車両として戦後は世界各国が導入、イスラエル軍や我が国の陸上自衛隊などでは1980年代頃まで運用が続けられていたのです


【 「M3A1 ハーフトラック (3in1)」のキット内容について 】


●このアメリカ軍の装甲兵員輸送車「M3A1 ハーフトラック」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化したパーツと、エッチング、クリアパーツとを交えたパーツ構成で「M3A1 ハーフトラック」のディテール再現に重きを置きながらも、履帯や起動輪などは一体成型化したパーツを多用しており、スマートキット版として作りやすさにも配慮した内容となっています

●「M3」「M3A1」「M3A2」とを選択して作製可能なコンバーチブルキットです


●「M3A1 ハーフトラック」は、「ボンネット及びキャビン」「兵員室」「シャーシ」の3ブロックで構成しています

【 ボンネット及びキャビン 】
●ボンネット及びキャビンは、フェンダーを一体成型化したフロアパネルに各パネルを貼り合せて作製します
 ・ 「側面ドア」は別パーツ化、開閉状態と上部の折り畳みとを選択することができます
 ・ 「フロントウィンド」はクリアパーツで再現、枠の部分はクリアパーツ上にモールドで再現しています
 ・ 「ワイパー」はエッチングパーツで再現
 ・ 「前部装甲板」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ フロントグリルの「装甲シャッター」はエッチングパーツで再現、閉じた状態にする場合にはシャッター部分を一体成型化した別のプラスチック製パーツを使用します
 ・ 「前照灯」はクリアパーツで再現、「ライトガード」はプラスチック製パーツで再現しています
 ・ 「M3」仕様の「前照灯」は前後に分割したパーツで再現、ガラス部はクリアパーツで再現しています
 ・ 「M3」仕様の「ライトガード」のメッシュ部分はエッチングパーツで再現

●リングマウントは3パーツに分割して再現、側面装甲板は「M3A1」タイプと「M3A2」タイプの2種をセットしています
 ・ 装備する「M2重機関銃」は、本体とグリップの2パーツで再現、「銃架」は6パーツで構成しています

●キャビン内部再現、以下のパーツで構成しています
 ・ 座席
 ・ ハンドル
 ・ メーターパネル
 ・ 各種レバー
 ・ 消火器
 など

【 兵員室 】
●兵員室は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
 ・ 「後部ドア」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 「地雷用ラック」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、ラック内に収納する「地雷」(×24)も付属しています
 ・ 「M3A2」用の荷物ラックはフレーム状となった各パネルを貼り合せて作製、展開した状態と畳んだ状態とを選択することができます

●兵員室内部を再現、以下のパーツで構成しています
 ・ 各座席
 ・ 「M3」用機銃架
 ・ 「M3A1」「M3A2」用機銃架
 ・ ライフルラック
 ・ M1 ガーランドライフル ×4
 ・ M1919A4 機関銃 ×4
 ・ アンテナマウント
 ・ 無線機
 など

【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで再現
 ・ 「エンジン」を再現、7パーツで再現しています
 ・ 「リーフサスペンション」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「前部デファレンシャル」は8パーツに分割して再現
 ・ ステアリングは前方に固定した状態となっています
 ・ 「後部デファレンシャル」は9パーツに分割して再現
 ・ 「起動輪」「誘導輪」は表・裏に分割したパーツで再現、スライド金型を使用して履帯の接触部の肉抜き穴を開口しています
 ・ 「後部サスペンション」は、表・裏に分割したパーツで再現、「転輪」「ボギー」を挟んで作製します

●シャーシ前部は、超壕用のローラーを装着した状態と、ウインチを装備した大型バンパーを装着した状態とを選択することができます
 ・ 「ローラー」は左右に分割したパーツで再現、左右のアームは個別にパーツ化しています
 ・ 「大型バンパー」は上下に分割したパーツで再現
 ・ バンパーに装着するチェーンは付属している金属製チェーンで作製します
 ・ 「ウインチ」は上下に分割したパーツで再現、ワイヤーは付属の糸で作製します

●タイヤは、表・裏に分割したプラスチック製パーツで再現

【 履 帯 】
●履帯は、ラバー製の「M3A1 ハーフトラック」用の履帯を再現しています
 ・ 履帯全体を左右に分割したプラスチック製パーツで再現、リング状に成型されたパーツを貼り合せて作製します

【 フィギュア 】
●ドライバーのフィギュアが1体付属しています
 ・ 操縦席に座り、片手でハンドルを握ったポーズとなります
 ・ 服装は、「M41野戦服」を着用、布製レギンスを履き、ヘルメットを被った姿です
 ・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目などの細部はシャープなモールドで再現しています
 ・ フィギュアは、「頭部」「胴体」「両腕」「両足」に分割したオーソドックスなパーツ構成となっています

●前照灯やフロントウィンドなどを再現したクリアパーツが付属
●フロントグリルの装甲シャッター、「M3」仕様のライトガードのメッシュ、ワイパー、地雷のリング部などを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「M3A1 ハーフトラック」の塗装とマーキング 】
●「M3A1 ハーフトラック」のマーキングとして、5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ アメリカ軍 第4機甲師団 (ドイツ / 1945年) 「M3A1」
 ・ 自由フランス軍 第1機甲師団 (フランス / 1944年) 「M3A1」
 ・ アメリカ軍 第3機甲師団 (フランス / 1944年) 「M3A1」
 ・ アメリカ軍 第2機甲師団 (モロッコ / 1942年) 「M3」
 ・ アメリカ軍所属 「M3A2」

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています


【 「M3A1 ハーフトラック (3in1)」のパッケージ内容 】


 ・ M3A1 ハーフトラック (「M3」「M3A1」「M3A2」のコンバーチブル) ×1
 ・ アメリカ陸軍 兵士 (ドライバー) ×1
 ・ 金属製チェーン ×1
 ・ 糸 ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ デカールシート ×2
 ・ 組立て説明書 ×1 



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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