MS-06D ザク デザートタイプ

  製作 : らりぽ〜さん

  【 使用キット 】
  
バンダイ 1/144 HGUC MS-06S ザクU(シャア専用)
  バンダイ 1/144 MSV No.25 MS-06D デザートタイプ ザク
  バンダイ 1/144 FG-03 MS-06F 量産型ザク

 「えっ!嘘!もう2個目作ったの?」と、真面目に驚きました(笑)。
 今までるけられていた「未完成王」の称号を完全に払拭すべく、らりぽ〜さんが今持っている、アルテコ使用・デティールアップパーツ使用・エアブラシ塗装などのテクニック全てを駆使して「ザク・チャレンジ」2個目の作例を完成。エントリーナンバー「4」は「ザク・デザートタイプ」です。
 ザクマンレイヤーを作成した際の「勢いが残っていたので、ノリで作っちゃいました」と仰っていますが、らりぽ〜さんの事です、早々に2個目を持ち込んで、「どうだ!みたかぁ!!」とばかりに参加予定者の方々を驚かせてやろう、という意図があったんでしょうね?(笑)
 製作期間は、マンレイヤー完成後から1週間。子供の頃、リアルタイムでMSV(モビルスーツ・バリエーション)の「衝撃」を受けてきただけあって「やっぱりMSVはカッコよくてええな〜」との事。現在、雑誌などで見るプラモデルの作例は様々なバリエーション展開が普通となっています。ところが、アニメ作画それのみの作例が普通であったガンプラファースト世代にとって「MSV」の登場は非常に衝撃的なものでした^^あの当時刷り込まれた好印象はそうそう簡単に消えてしまうものではありません。らりぽ〜さんの気持ち、製作にあたってのモチベーションの高さ、よく理解できます。

 基本的にHGUCをベースにしながら、デザートタイプするためのに補充点をMSVキットから切り貼りして転用。若干オプションパーツ類も使用されています。各部の詳細は、下にご説明する通りです。

 モノアイには「Hアイズ」を使用。モノアイベースに直接貼り付けただけなのですが、モノアイベースに溝を彫りこむことによって、モノアイの可動ラインを表現しています。蛍光ピンクを塗ることにより、よりはっきりと目を浮き出させています。いい表現方法ですね^^

 脚部と胸部は、HGUCベースにMSVキットのノズルや胸当てなどをのこぎりで切り離して接着。浮いてしまったように見える箇所はアルテコで修正しています。脚部へのダクト類パーツの接着・成型、作成する前に考えていたより苦労したのではないでしょうか?上手に違和感なくまとめていると思います。

 肩のスパイクアーマーは、その裏側にポリキャップを埋め込んだプラ板の箱を貼り付けて、肩にくっつけています。当然可動します。

 バックパックはダクトのエンドにコトブキヤのダクトパーツを接着しています。

 シールドの外側パーツはMSVのキットのものを使用、内側はHGUCのパーツを使用。HGUCのパーツの方がやや長いのでカッターノコで切断、成型して長さを合わせています。

 頭部のアンテナ類、左腕のロケットランチャー、腰のマガジン類等はMSVキットのものをそのまま使用されています。

 マシンガンは、バレル部をFGキットのものを使用し、バレルを全体的に延長しています。MSV付属の機体設定ではバレル部は「短く」描かれているのですが、長い方が好みなのあえて長くしたそうです^^

 塗装はエアブラシによるぼかし迷彩風に仕上げています。マスキングテープ類は使用せず、フリーハンドでの迷彩塗装。迷彩迷彩塗装はこれが初挑戦との事。「ほんまに初挑戦かぁ?」と疑ってしまうほど、上手い具合にぼかしがかかっています。塗装時までテンションが下がらず集中していたんでしょうね。

 使用したカラー類は「そのへんにあったものを適当に使用した」との事(笑)よく覚えていないそうです。

 デカール類はMSVキット付属のものを使用。MSVキットに付属している部隊マーク等、キットが出た当時は見慣れたものだったのですが、今こうして完成品につけられているのを拝見するととても新鮮に見えてきます。

 子供の頃に受けた「MSVインパクトという衝撃」、一度刷り込まれたその衝撃は、年齢を経るごとに記憶の奥底に沈んでいったものの、HGUCザク発売を機にそれが一気に噴出した印象を受けるらりぽ〜さんの作品。どれもこれも「ザク作るって楽しいぃ〜!」という思いがストレートに伝わってくる作例となりました。子供の頃に刷り込まれた大なり小なりの衝撃。大人になってからその衝撃が再び「噴出」するという現象が今のガンプラブームを支えている「原点」のような気がします。
 またMSVやデザイナー設定のMSを作成する時、細かな設定画、そこに描かれたバランスとかフォルムとか、こだわりはじめたらキリがないのですが、こういうモノは立体を作ってしまった人が勝ち!HGUCとMSVキットと少しのデティールアップパーツだけの「手持ちの材料」でできる範囲の改造を施して完成させれば「これがオレのザク・デザートタイプだ!」と堂々と言い張る事ができます(笑)。そういえば、このキットを持ち込まれた際、らりぽ〜さんはとてもスッキリとした表情をされていました^^

 マンレイヤーとデザートタイプを一気に完成させ、「完成癖(笑)」がついたのでしょうか?最近のらりぽ〜さんは、旺盛なる製作意欲を見せています。「未完成組」として一人取り残されてしまった店長としては、ちょっと寂しい(?)限り。「早くこっちに戻ってこいよぉ〜」と、らりぽ〜さんが来店するたびに悪魔のささやきを。。。(笑)
 らりぽ〜さんの「ザクチャレンジ」はこれで終了でしょうか?それはまだ推測の域を出ませんが、「ガルマ専用ザク」を購入して素組みしている事は事実です(笑




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